きょうだい児 ドタバタ サバイバル戦記 カルト宗教にハマった毒親と障害を持つ弟に翻弄された私の40年にわたる闘いの記録

『きょうだい児 ドタバタ サバイバル戦記
カルト宗教にハマった毒親と
障害を持つ弟に翻弄された私の40年にわたる闘いの記録
平岡 葵
講談社
https://amzn.asia/d/7fEVwsa

よくぞ書いてくれた!

ありがとうございます。

って言いたくなります。

障害や病気をを持った人の兄弟(姉妹)の人のことを

きょうだい児といい

どうしても病気や、障害を持つ当人が
注目を浴びがちですが

その兄弟自身の体験も辛いものになることがあります。

この本は、その経験から著者が
どう感じ、どう考え、どう対峙してきた今があるかを
「マンガ」で伝えることで、

読者を笑わせもし、共感もさせ、表現してくれてます。

私は、著者は、人類の宝物だと思っています。

本の世界だけでなく、人類の宝物です。

勇気を持って、この本を著してくれたことで

どれほどの人が勇気を持ってくれるか

悪気なく、きょうだい児の存在を黙殺していた
あるいは、疎ましく扱ってきた人たちに

気づきのきっかけをもたらしてくれるか。

時代が進んでいます。

かつては、話題に上がってこなかったような
マイノリティの事象が少しずつ、
コンテンツになってきている。
それでも、その問題意識を表現するのは

簡単なことではありません。

それは、きょうだい児の人だけでなく
様々な、マイノリティの環境・状況に
苦しんでいる人たちも同様だと思います。
この本の存在で
少しずつ、でも多くのマイノリティや弱者に
優しい世界になれる。
そんな希望を感じる本です。
(終)

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