「大家さん!! あなたのアパートはもっと稼げます〜お荷物不動産に年収5000万円を稼がせる方法〜」
奈良佳樹
みらいパブリッシング
https://www.amazon.co.jp/dp/4434258737/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_FS-1CbM3K0MV9
親が亡くなるというのは、順番なので
いつかは、そのシーンが来るものだ。
親を亡くした喪失感と同時に
親の背負っていた人生が自分にのしかかってくる。
それが、相続の問題なのだと思う。
親の資産を相続するというのは
もちろんいいこともあるだろうが
ぼやぼやしているといいことばかりでもないのだと思う。
というのは、
この本は、大学生でお父様を亡くした著者が
受け継いだ不動産で苦労し、
その際、周りに助けてくれる人も、システムも
制度もなかったことから
「不動産の価値」を「工夫」であげることで
お荷物不動産物件を、年収5000万円といった
価値ある物件に変える仕事をしている著者が書く
大家さんのための「空室対策」の本だ。
もちろん、この著者は
その時の苦労があるから
この本にあるような「空室対策」ができるノウハウを
培ったわけだが、
それはこの著者の努力があったからとはいえ
世間には
もしかしたら、この本のようなノウハウがなく
泣く泣く、赤字になって手放すとか
心無い弁護士や、不動産業者、デベロッパーに
気持ちの良くない清算を強いられてる人も
多いのかもしれない。
そんな人は、諦める前に
ぜひ、この本を読んでほしい。
それでも解決しないなら著者にアクセスしてほしい。
著者は市川の人だが
そもそも、自分が苦労をしているので
思いがとても熱い。
市川近隣でないとしても何らかの
示唆をくれるかもしれない
私の家は、資産とは無縁の家だった。
小さい頃、私は家からいつも出たいと思っていた。
今、この年齢になって、当時のことを俯瞰的に見ると
自分の寂しがりやのくせに、縛られることに対する嫌悪という
厄介な性質が見えてくる。
おそらく、家に不満があったとか、居心地が悪かったとか、
ましてや、虐待があったとかではなく、
単に、「つながっているもの」に対して
なぜか窮屈を感じていた。
その、「つながってるもの」についても
家が、伝統ある家で、何か守るもので、小さい頃から厳しく育てられ
「家を継ぎなさい」と言われたわけでもなく
ごく、普通のサラリーマンで、父も母も優しかった。
おそらく、誰しも感じる
「人」というのは「つながっている」ということを初めて知った時の驚きが
私の場合は、変に反応したのだと思う。
その後、自分は自由を求めて行動して行った結果
父や弟と疎遠になっていて、気がつけば離婚もしていた。
本当に、「気がつけば」という感じで
まあ、その気がついた時は愕然としたものだ。
その反動もあって、
気づいたのちは、つながっていた家族に一挙に関心が募る。
母の体調が悪く入院が続いたこともあり、
会社は辞めた。
息子や、娘にも、今まで好き勝手生きてきた母を自覚し
なんとか、彼らに貢献したいという気持ちを空回りさせている。
そんな私が今思うのは
「しがらみも悪くない」ということ。
この時になってようやくわかってるんだから、情けないものだが、
人は人と生きている。
自立の精神を持った上で
頼られたり、頼ったり、大いにするのがいい。
できる人ができることをやればいい。
そうやって、人にしてあげて、自分も成長して
自分も助けられる。
自分が生まれてくる環境や親は選べない。
時代も国も選べない。
しがらみがあるなら、制約があるなら
それは、そこから考えるのが幸せに一番近道なのだと
ようやくわかってきた。今日この頃だ。
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