人づくりの鬼　〜10年で売上19倍を実現した経営者の仕事術〜

人の時代だと。つくづく思います。

１０年くらい前から
「モノからコト」だとか
「コンクリートから人」などの言葉が生まれてきましたが、
ますます加速していると感じます。

ボトムアップ組織も、ティール組織も。
人が主役。

自由が好きな私には
「おお〜これから生きやすくなる！」って思ったりします。

でも、社会人生活がまだ浅かったり、
引っ込み事案、人は苦手な人だったり、
自分で意見を持って、
リーダーシップをとって、
物事を進めていくのは苦手だなあと思うかもしれません。

でも、そう感じてる人に

「ねばならない」べき論で話しても、

ますます、引っ込んでいきそうです。

でも、この本の著者はすごい。

とことん面倒を見ます。

親身にその人のことを考えます。

決して綺麗事や。おべんちゃらでもない。

真剣に人のことを考えてるから、ガチンコで当たってきます。

「真剣に考える」は、これに勝るものはありません。

真剣勝負です。

時には、当人以上に当人のことを考えていますから

その当人も言い返しのしようがない。

そして、何より強いのは、
著者自身が、自分の「我」を通したくて、
相手に接しているのではなくて
「お前は、それでいいのか」って
「どうしたいのか」って
真剣に相手のことを考えて、
接してくるから
当人も、気づかざるを得ない。

最近、こういう大人が減ってるかもです。
パワハラだの、選択の自由だの、ブラックだの逃げ道がいっぱいで。
多くの人が成長の負荷のチャンスを逃してる。
人が成長するには、頑張り・負荷は必要なのに。

でも、それを超えて、相手を本気で思う。
だから、成果が出る。

１０年で売上１９倍。
事業を大きくしたいから、人を大事にしてたのではなくて
人を大事にしたいから、
大事にしてたら、事業も大きくなったという構図です。

本気で人を育てるを考えたい人。
本当に自分が成長したいと思っている人
必読書です。