時代を先読みし、チャンスを生み出す 未来予測の技法

「時代を先読みし、チャンスを生み出す 未来予測の技法」
佐藤 航陽
ディスカヴァー・トゥエンティワン
https://www.amazon.co.jp/dp/4799322117/

 

本文で

「飛行機の実現までには百万年から一千万年はかかるだろう」

ニューヨーク・タイムズがこの記事を掲載してわずか数週間後、

ライト兄弟は人類で初めて空を飛び、この予測を覆しました。

(中略)

今では多くの人が使っているiPhoneにしても、

発売当初は「おサイフケータイが使えない」「赤外線がないなんてありえない」などの理由から、

はやらないという意見が多数派でした。

・・・・・・・・・・・

とあります。

 

この2つの事例に限らず、

絶対こんなのありえない。ということが、

のちに結構主流になることは、今までもありました。

 

端的にいうと、

人は「あるものに捉われる」ということなのだと思います。

 

言い換えると

★勝ちパターンに溺れる。

★新しいプラスがあることより、あるものがなくなることの方のダメージの方が大きい。

(チャンスを掴めば10 を取れても、目の前の3がなくなることが惜しい)

というような習性からなのだと思います。

 

私は「今、市場では著者が求められている」という話をします。

 

それは、なぜか?

『『 変化の時代だから 』』です。

 

多様性の時代。

 

本も同様、多様な価値観・見識が求められている。

 

また、それが求められているのは正解がない」からです。

 

社会が安定している時には、先人の教えがほぼ正しかった。

 

ところが、今の時代は、昨日の常識が今日の常識ではないことが多々あります。

(先ほどの例もしかり)

 

だから人々は、自分で答えを見つけなくちゃいけないし、

その答えを見つけるためのモデルとするものが、

「他の人のモデル」ではなく、「自分が参考にするモデル」を見つけなくてはいけない。

 

なので、今までの概念でいう

「著名人」「権威者」「膨大な実績のある人」

という本だけでなく

各分野での「有名人」だったり「研究家」だったりの人たちの本に需要があるわけです。

 

なので、ぜひ

ご自身の才能を本にする』に

チャレンジしていただきたいのです。

(終)

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