「あなたの人生がラクにうまくいく本」
キャメレオン 竹田
大和書房
https://www.amazon.co.jp/dp/4479308695/
キャメレオンさんとは、角川時代に仕事をご一緒させていただきましたが
とても誠実な著者の方。
可愛らしくキュートなスタイル
著者のキャラクターも、読者に与える希望の材料として大きいと感じます。
ずっと読者を励ましています。
こんなコピーの本が売れるということは
「人生は辛い」
と感じている人も多いのでしょう。
ところで
では、本当に楽チンで、
何もないのがいいのかといえば
そういうことでもないと感じます。
毎日が退屈で、なんていう人もなかなか辛い。
また、ずっと、無意識に保護され続けてしまうと
保護する主体がないと、生きていかれなくなります。
主体を持ち、
困ったときに
社会や周囲に助けてもらうは当然するべき
（すべての人が誰かの支えのもとに生きていると思います）
だから、人を助ける
そんな姿が人間社会として健全であり、気持ち良いと感じます。
そういうことでいうと、逆説的ではありますが
「自分が困った経験があると、より、人の困ったがわかる」
を痛感します。
母とリハビリに行っていても
そこの施術士さんたちも
「原因不明の腰痛で苦しんでいた」とか
「スポーツ時の骨折がきっかけ」など
みなさん、そんな経験があり、この仕事を選んでいます。
今までも著者の方で
「骨を研究している」
「腰痛がきっかけで」
という人がたくさんいましたが、
その方たちの言っていたことの
「クオリア」「リアリティ」が全く違います。
望んで苦労を背負っているわけではありません。
でも、受け取ったことは、
そこから、その経験を「人を助ける」ことで、
社会に還元できることで、自分の苦労が少しでも癒える。
と、ある骨の病気の学者が
テレビで語っていましたが
とても共感します。
みなさんが苦労したこと、経験したこと、
社会に還元することで、ご自身も癒す。
出版企画を作ることだけでも、
光が見えてきます。
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