「天職を見つけてお金持ちになる 1億円勉強法」
石井 貴士
かんき出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4761274816/
勉強というと、学校の勉強? 受験勉強? 資格試験をとる?
なんてイメージが先行しますが、
この本では、
× 成績を上げるためにするのが、勉強だ
◯ 成功するためにするのが、勉強だ
と表現されてるように、
勉強とは当たり前に一生するものでしょう、
という前提に立っています。
この本では、全体53のこんな名言があるのですが
特に私が大共感なのが
× 不労所得を目指す
◯ 仕組み所得を作る
× お金持ちになるには、過去の経験が生きると思っている
◯ お金持ちになるには、過去の経験を捨てることが必要だと知っている
× ライバルに勝とうとする
◯ 空き地を見つけてとびこむ
日々、会社をやっていても、そうだよなと思います。
不労所得がかっこいいと思われてますが、仕組みに価値があります。
変化の激しい時代、過去の勝ちパターンにいかにとらわれないかが大事。
誰かに勝つのではなく、すみ分けをするのが価値。
など、心に届く言葉が提案されてます。
実はこの言葉のプレゼンテーション、
もう、お気づきかもしれませんが、
韻を踏んでいて、ものすごく人の心に届きやすいのです。
いいことを書いていても
読者はストレスがあると、すぐに離脱します。
昔から。
なので、編集者は読みやすくを考える。
時々、この記事にも書きますが、
原稿を、表記の統一をするなんていうのも
そういう事のひとつです。
例えば
「子ども」という単語
「子供」と表記するのか「子ども」と表記するのか
分けているなら、意味があるのかな?
と読者は捉えます。
実際に、作家は「子ども」と表現したいのか
「子供」と表現したいのかを
使い分けます。
「つくる」にしても
「つくる」なのか「作る」なのか「創る」なのか「造る」なのかで
意味合いが違い、使い分けます。
というように
この作家、石井さんは読者の読みやすさを、
ちゃんと知っている。
言葉が届く、表現を知っている。
こういう作家は、編集者は高いレベルで議論ができるので
「企画のディスカッションで高められるな」と思うでしょう。
本が売れやすくなるのも納得です。
一億円稼げる人になるための勉強法を知ってる著者は著者になるための方法をたくさん勉強していて身についています。
著者になるためにも勉強は必然です。
(終)
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