「怖い絵 泣く女篇」
中野 京子
角川書店
https://www.amazon.co.jp/dp/4043940025/
この表紙の絵にもなっている
「レディ・ジェーン・グレイの処刑」
本文でも、筆頭で扱われている作品です。
時は1554年。
彼女はこの時、16歳。
王家に生まれた運命とはいえ、覚悟が決まっています。
今の16歳。
自分も含めて、まだまだお子様。
中二病の延長くらいの年頃的です。
作者が盛ってるんじゃないの?とも思いたくなりますが、
この本を読むと、そうでもないことだとわかります。
10年ほど前、勇気を調査しにアフリカを訪れたジャーナリストがいます。
ライオン狩りの取材に同行したいと現地で要請したら
ライオンは恐れている生き物をすぐ見抜くから
連れて行かない。
断られたので、彼は、火の棒を体に押し当てる根性焼きを志願し
体に五箇所の刻印をつけることと引き換えに、同行を許されたとか。
人というのは、環境や状況で、「そんな残酷なこと」が普通に行われるのですね!とびっくりです。
暴力を肯定するわけでも、野蛮を奨励したいわけでもありません。人権というものに気づいたのは、実は割と最近で、
自分を大事にするなんてことすら、
まだ慣れていないのも、当然と言えば当然、
としたら、人権を保護することに、みんなで、まだまだ考えていこうよ、
まだ慣れてないんだから。ということになってもいいかと。
こんな風に、人間の権利の認識の歴史を体感することができます
普段、本をたくさん読む人も、読まない人も、
1日30分でいいです「本に向き合う」を提案したいのです。
今まで本をたくさん読む人も、読まない人も
「自分が読まない本を手に取る」をおすすめします。
そして、一字一句を追うのではなく、
この本は、何をテーマにしているかを感じる。
そのためには、
ネット書店の情報、検索で出てくる本の書評、
本のタイトル、装丁、帯などから受け取る情報などを観察して
発信者側の計らいを知る。
自分が普段手に取らないような本だから、
客観的観察ができます。
そうしていると
短時間で、毎日たくさんの本のコンテンツの知識が体に入ります。
と同時に、だんだん企画力が身につきます。
次回出版セミナーは
「著者になる手順がわかる」がテーマ。
著者の成長が身につく話をしたいと思います。
こんな時期だから
元気を出して参りましょう!!
(終)
◆文章サロン「ふみサロ」参加者の投稿リンク集
ハート・カウンセラーkokko氏
https://ameblo.jp/fumi-kokko1103/entry-12673948922.html
松谷英子氏
https://ameblo.jp/matenrou888/entry-12677125022.html
大森奈津子氏
https://ameblo.jp/miyakodori2020/entry-12677333459.html
小林みさき氏
https://note.com/k_misakisan/n/nb08823b7b6a1
横須賀しおん氏
https://ameblo.jp/yokosukashion/entry-12677382132.html
朝日@NPO法人えーる代表理事氏
https://ameblo.jp/akapenguin/entry-12677479255.html
なかむらみか氏
https://tearsmile24.hatenablog.com/entry/2021/05/30/202953
吉田真理子氏
https://lineblog.me/annna0176/archives/2737809.html
鶴田恵美子氏
https://ameblo.jp/emismileyokohama/entry-12677600915.html
今村公俊氏
https://ameblo.jp/3201kys/entry-12677852030.html
河和旦氏
https://ameblo.jp/kawa-tadashi/entry-12677483463.html
阿部勇二氏
https://abe-log.com/2021/06/06/kowaie/
★本を読んでプレゼントをもらおう
読んでお得な「ヨミトク」サイト
https://yomitoku.info/
★本を題材にしたエッセイを書きます★
会員制文章執筆サロン ふみサロ 会員募集中
登録された方にもれなく、エッセイミニ講座動画をプレゼント
https://jdiscover.jp/bookreview/cat03/fumisaro/
★日常を豊かにするための本と出会うメールマガジン★
発行しています
「それでも、日々は輝いて。~本と一緒に歩こう~」
ぜひ、ご登録ください
いますぐ登録!
応援よろしくお願いします!
コメントを残す