ことりのピピとじょうろくん

「ことりのピピとじょうろくん」
ひぐち紀(作)、やました愛(絵)
みらいパブリッシング
https://www.amazon.co.jp/dp/4434287613/

 

この本は、弱さから発見があることを押してくれる本。

 

一見、弱点と思われてるものは、実は強みに変わる。不自由だと思うから、人は色々な発見や工夫をしてきた。

 

その不自由、弱みを発見して、対処を考えなければ、色々な進化はないわけです。

 

この本の絵のしかけとして窓の外で起きている出来事として表現しているのも象徴的。

 

ものごとを見ているのは、多分に自分の心の窓を

通じて見ています。

 

辛いできごとと受け取るのか、

発見の冒険をしているのかと

見るものの心の状態によって、

風景が変わったりもします。

 

そこに、実はそうだったのか!

があると、逆転して大きな喜び

になります。

 

さて、企画を作る上で、本の要素としては

「読者に喜んでもらう」ことを考えるのは

必須です。

 

その喜ばせ方の一つとして

「発見がある」というものが

あります。

 

それはどんな発見かというと

「なんとなくそう思っていたけど、やっぱりそうだったのか」

というのが、一番効果的です。

 

偉大な発見でも、まるっきり関心のないこと

の発見には、関心は示しません。

 

例えば、私の仕事の身近なところで、

通常、ピンクキンマリ(書籍本文用紙で使う紙の名称)の値段は、クリームキンマリに比べて、1.5倍くらい。

ここの印刷所で頼むと1.1倍で抑えられる。(内容は適当です)

 

というような情報で喜ぶ人というのは

ごくごく一部の編集者? 制作担当?

くらいかと。一般の人が聞いても

感動はありません。

 

でも、織田信長は、傲慢で奇人と言われているけれど、それはパフォーマンスで、実はとても繊細で優しい人であった。

 

ということから、人の心をつかむリーダーのギャップ演出というような話は、対象者が広がります。

 

最近、テレビの歴史番組などでも、

織田信長の比叡山の焼き討ちは、

やむをえない手段であったという説

(当時の坊主の方が傲慢?)

というようなことも放送されていることから

 

みんながなんとなく思っていたことを

ズバリ言ってくれて、その驚きを

さらに着地させる企画にする。

というような感じです。

 

じゃあ、この企画がすぐに思いつくかというと

書店に並んでいる本を見れば、

なるほどそうかと思いますが

 

自分の企画として考えるのは、

なかなか難しいかと思います。

 

自分のことは、客観的になりにくいですし

こういう企画を考える訓練をしていなければ、

すぐに思いつくのも難しい。

 

恒例の「出版セミナー」

 

次回は、著者になる手順がわかる「出版セミナー」千里の道も一歩から。

 

いきなり、千里離れた場所に到達しているのではなく一歩一歩があります。

 

ところが

どの方向にどんな風に進んだらいいのかが

分かりにくいのが出版。

 

ということで

そんな手順をお伝えします。

 

今までのテーマが

3月 ビジネスが加速する

4月 はじめての人のための

ということで

次回は、どんな手順で著者になるのか

について、お伝えします。

 

ぜひ、ご参加ください。

(終)

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