相手もよろこぶ 私もうれしい オトナ女子の気くばり帳

「相手もよろこぶ 私もうれしい オトナ女子の気くばり帳」
気くばり調査委員会
サンクチュアリ出版
https://www.amazon.co.jp/dp/480140040X

 

なるほど、オトナ女子初心者は知っておくと便利そう。

 

著者になりたて。これからなるという人

 

あるいは、初心を思い出したい著者さんに

 

結果を出せる著者の

編集者との上手な付き合い方

 

業界それぞれ、いろいろな特徴があります。

 

出版社の編集者に対して、

新人著者は「先生」と捉えているのでは?と思うような節もあります。

 

出版社の編集者は決して編集者ではありません。

 

文化という前提はありますが、

「出版社」というメーカーの企画社員です。

 

売れる商品である「本」を作らないと命はありません。

 

なので「売れる本」を書いてくれる著者を見つけてきて、

売れる本を書かせて、その原稿を編集するのが仕事です。

 

そんな編集者が、口には出さないけど

こういう著者は嫌いだろうと思う5つを紹介します。

 

1 締め切りを守らない。返事をきちんとしない。

 

仕事なので論外だとは思いますが、

中には、自分が苦しんでいることに精一杯で、逃げまわる著者も。

 

2 自分で決めつける

 

編集者との共同作業で本はできていきます。

コンテンツのプロである著者と、編集・出版のプロである編集者と協力しないといい本はできません。

 

3 説明をめんどくさがる。説明ができない。

 

「セミナーを見てくれればわかります」

「(大量の)資料を見てくれればわかります」

は、編集者は呆れます。

 

編集者が興味があれば、勝手にセミナーは見にいきます。

端的に説明できないということは、本も書けない?

 

4 条件ばかり気にする

 

もちろん、執筆前には、緩やかに条件を合意することは必要ですが、

印税は◯%出なければやらない、部数は何部でなければやらない

とは、私がお付き合いしている売れっ子作家でも言いません。

 

双方でクリエイティブ作業をして、結果、いいものになる信頼関係が大事。

 

5 「偉そう」あるいは「腰が低すぎ」

 

私のお付き合いのある著者の方々、

ベテラン作家ほど、フェアで協力的。

 

それは、自分が偉そうにして編集者に協力しなければいいものはできない。

 

編集者に小間使いをさせるのは、能力を生かせてないということ。もったいない。

 

逆に、腰が低すぎて意見が言えないというのも、協力ではない。

 

著者編集者は、

企画書の方針に則って、読者に届く本を創り、届ける

共通の目的に向かう、運命共同体なのです。

(終)

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