「どんな人でも、ペタッと前屈!」
谷けいじ 著
永岡書店 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4522435150
体の柔軟性を高める体操が注目されている。
体が硬くなると猫背になりやすく呼吸も浅くなるので、体にも脳にも害がある。
それに対して前屈ができる軟らかい体は、正しく筋トレができる土台になります。
柔軟体操の中で、いちばんポピュラーなのが前屈。
立ったまま前屈したり、座って前屈したり。誰もが知っている動作です。
多くの人は、小・中学生の頃の体力測定で、経験しているはず。
「前屈」は、体の柔軟性の指標ともなっています。
この本は、その「前屈」がペタッとできるようになる本です。
「ペタッと前屈」ができるようになると、何がいいのか。
ただ前屈しているだけで、健康になる&美しくなる ことができるのです。
前屈ができるようになって体の柔軟度が高まると、
◎姿勢がよくなる
◎腰痛、肩こりなどがなくなる
◎猫背がなくなる
◎歩き方がきれいになる
◎呼吸がしやすくなる
◎体が動かしやすくなりやせる
ほか、体にいいことばかり起きてきます。
体をスムーズに動かせるようになることを、著者は「動作を鍛える」と言っています。
その動作の中で一番大切な動きが前屈。
体の後ろ側、特に太もも裏の筋肉=ハムストリングスの柔軟性をつけることが、健康&美しい体になることのいちばんの近道なのです。
前屈ができない人は、ハムストリングスだけでなくお尻やふくらはぎの筋肉も硬い人が多いのですが、ハムストリングスが縮むと骨盤が後ろに傾き、猫背になり、肩や首もこりやすく腰痛にもなりやすい。
1日たった数分、体を動かして自由に柔らかく動ける体を作ることが、健康に美容に繋がります。
開脚本がよく売れていますが、開脚は横側に脚を鍛えていくもの。
開脚はすばらしいエクササイズですが、お年寄りや体の弱った人には強度が強すぎる。
前屈は後ろと前を鍛えていきます。
人は、歩く際に前後の動作をするので、体を鍛えるには前屈のほうが理にかなっています。
簡単に鍛えることができる効果の高い健康本として「前屈」に特化した1冊です。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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