「少年スポーツ ダメな指導者 バカな親」
永井洋一 著
合同出版 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4772603980
そのスポーツ、子どものためになっていますか?
サッカーコーチ歴30年の著者が警鐘乱打する少年スポーツの現状。
なぜ、子どもにスポーツをさせるのか?
幼児の頃から受験の合否で成功者と脱落者を分別する。
野球やサッカーでも、勝てるチームづくりのために、5歳、6歳のところから
「上手・下手」でレギュラー組とベンチ組が選別される。
いわゆる「勝ち組」に入らねば、人格そのものも否定されかねないような構図が、
年端も行かぬ子どもたちの前に広がっています。
子どものどのようにスポーツを与えていけばいいのか?
子どもにスポーツをさせることで、発見させたい「何か」とはどんなものか?
この本では、そうした部分にさまざまな角度から踏み込み、問題提起をしています。
スポーツは表面的には勝敗を競う行為ではあるけれど、
そこから学び、自分の成長の糧とできるのは、人間のみに許された崇高な行為の一つである。
私たちは子どもたちに、そのことに気づかせてやる指名があるのではないでしょうか。
スポーツから得たもの、
学んだもの、
感じたものを、
自分の血肉にする能力を持っているのは、私たち人間だけであるということを、
忘れてはいけないと思います。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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