「デザインの仕事」
寄藤文平 著
講談社 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4062206625
絵は好きだし、お金は必要だし、自信はないし、デザインしたいし、こだわりたいし、時間はないし、何も思いつかないし、でもずっと続けたいし……という「整理してない」デザインの本。
好きなことを仕事にするってどういうことだろう。
何かをつくり出したいと思っているすべての人へ。イラスト、デザイン、広告から装丁まで、様々な形で活躍する寄藤文平の語る体験的仕事論。
よく「デザイン」と「芸術」は非なるものと言われますよね。後者の芸術は、言葉で説明できないような情報をビジュアルで表現しようとする行為でもあるので、そもそも説明を必要とされていない場合のほうが多いのですが、前者のデザインはそうはいきません。言葉でロジカルに説明できないと「仕事として成立しない」場合があります。
ポスターや広告は不特定多数の「ターゲットの人たち」に、コンマ数秒だけでも見てもらったら、制作側はガッツポーズです。そして、広告主のビジネスにプラスに作用する結果が出せたら、バンザイですね。
これからデザイナーを目指そうと思っている学生や、もう既にデザイナーなんだけど、これからどうしようかと考えている人たちにも大変参考になるリアルな内容です。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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