『旬萌えライフ』
渡邉美穂
食べもの通信社
https://amzn.asia/d/bijZz6J
追い風で船をこげば、小さな力でもどんどん進む。
向かい風で船をこげば、頑張っても少ししか進まない。
これは体感として、多くの人が知っていることです。
とてもわかりやすい。
旬の食べ物を食べることも、
実はそれと同じくらい自然なことなのです。
旬のもの、
さらにその土地のもの、そして“丸ごと”を食べることは、
まさに追い風を受けるようなもの。
単に風流とかSNS映えのためではなく、
本当にいいことなのです。
春の菜の花、筍。
夏のトマト、メロン。
秋のかぼちゃ、銀杏。
冬のさつまいも、ミツバ。
いいですよね。
季節を感じられるし、体にもいい。
体にいいだけではなく、
地域経済にも貢献し、
フードロスの問題解決にもつながります。
でも現代社会では、
追い風を感じるほど“旬の食べ物”を
好んで食べる人は少ないかもしれません。
なぜなら、
口あたりのいい食べ物があふれていて、
人はすっかりそういうものにごまかされてしまうから。
添加物を多く含んだ食べ物、
甘味料たっぷりのスイーツ。
本当は“逆風の食事”なのに、
口あたりがいいからつい食べてしまう。
——楽をしたいのも、人間ですから。
これは、スポーツクラブにも似ています。
最近、あまりにも楽をしすぎていたので、
スポーツクラブに通い始めたのですが、
なんて気持ちがいいんでしょう。
「こんなにも動いていなかったのか」と痛感しました。
この本を読むことで、
旬のものを食べたくなり、
自分の体の“本来”を感じられるようになります。
(終)
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