七十二候を楽しむ野草図鑑  季節の移ろいの中で心穏やかに暮らす

七十二候を楽しむ野草図鑑
季節の移ろいの中で心穏やかに暮らす

大海淳
青春出版社
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動物は、命をいただいて生きている。

人も、命をいただいて生きている。

それは、現代社会でも一緒で、
命のサイクルは、季節に大きく影響してる。
だから、季節は命と大きく関わっている。

はず。

分業が進んだのは、いいことでもある。
近代的な生活は、寿命も伸びたし、
昔は、治らなかったような病気も
治療できるようになった。

けど。

人間は、どんどん季節がわからなくなってきて
これは、もしかしたら、どんどん本来の生命力を
失ってるのかもしれない。
この筆者の持つ
自分暦は
山の雪の形で、野草の豊作・不作を察知して、
ある花の咲き具合で、キノコの豊作;不作を察知する

素晴らしい能力。

季節を区切る七十二候。
かつては、この著者みたいに
みんな、生きること=季節を知る

だった頃。

それは、一人一人が、当たり前に
自然察知力を持って生きていた。
四季の行事が行われるのも
無事を祈る動機が

多くの人に会って、自然に営まれていたんだろう。

でも、今は、どんどん鈍く、
どんどんわからなくなっている。

そのことに、危機感も薄い。

忙しい都市の人にとっては
自然に接触することの方が難しく

下手すりゃ、贅沢な話になったりする。

でも、自然環境に身を置くのは、
最低限の滋養。

心も体も求めてる。

この本を読んで
そんな感覚を取り戻して
季節を楽しもう。

(終)

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