詩を読みたくなる日

「詩を読みたくなる日」
谷郁雄
ポエムピース
https://www.amazon.co.jp/dp/4908827710/

 

“小さな希望について書かれた40篇の日々のポエム”

ホンマタカシ、青山裕企、リリー・フランキー、尾崎世界観、

吉本ばななとのコラボ詩集で注目された詩人の新詩集。

 

いやいや、かっこいいです。

 

私も言葉を扱いますが、

詩人の人たちは、言葉の取り扱いの深さが違います。

 

私なんぞは、ついつい説明しちゃったりしますが

彼らは、言葉をさらに削り、音の響きや文字と文字の空間をも使い

感性を刺激します。

 

この本の谷さんも、すでに何十冊も本を書く大ベテランの詩人。

それでも、毎日詩を書いて(訓練して)いる。

そういうのかっこいいと思います。

 

この人「かっこいい」って思う時のドキドキっていいですよね。

私、今日「かっこいい」って何か、

気づきました。

 

私の定義では

「かっこいい」って「究極のその人らしい」なんです。

 

なんで、そう思うかをお伝えします。

 

みなさんは、最近ときめいていますか?

ドキドキしていますか?

 

私は、そう考えると、毎日ドキドキしているって思ったんです。

そう、毎日「かっこいいな」って思っちゃうんです。

 

著者の方と企画を作っていて

「男らしさを取り戻そう」という企画

「女らしさを取り戻そう」という企画

があったんです。

 

今の時代。この言葉はややもすると、

誤解されたりもします。

 

でも、

無用な女らしさ、

無用な男らしさは害ですが、

 

女らしくしたい女性、男らしくしたい男性にとって、

女らしくするな、男らしくするなは、こちらも差別です。

 

つまり、男らしくしたい女も、女らしくしたい男も

男らしくしたい男も、女らしくしたい女も

自分がしたいのなら、みんな正解。

 

つまり、自分らしいのがいいわけです。

 

で、です。

つまり、その人らしい状態が

一番かっこいいんだって

思ったわけです。

 

で、なんでそう確信できるかというと

私が毎日恋をしてることに気づいたからです。

 

私の仕事は企画を作る仕事です。

 

私が著者の方と話をして楽しいのは

「企画が出来上がっていくから」

だと思っていました。

 

もちろんそれも楽しい話です。ワクワクします。

 

でも、こういってはなんですが、それだけだったら、

編集者と一緒に企画を作る方が楽しいです。

 

相手は、プロですから、話は早いし、アイデアも豊富。

で、実際楽しいのは事実です。

 

でも、なぜ、編集者ほどプロではない、

言ってしまえば、厄介な(ごめんなさい)企画を作るのが

好きなのか。(だから、業界の人たちからは、私は、理解されてません)

 

今日、私が発見したのは、

「著者が、どんどんその人らしくなっていく」

のが「かっこいい」んです。

 

すごく、キュートなんです。

ドキドキしちゃうんです。

 

しかもですよ。

その人らしくなって、持ってる才能が可視化されて

本の企画という価値のあるものになるんですよ!!

 

ときめくでしょう?

 

自分らしく、もっと自分らしく

カッコよくなってください。

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(終)

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