「四季彩図鑑 〜写真でつづる日本の伝統色」
北山建穂(著)、永方佑樹(詩)
みらいパブリッシング
https://www.amazon.co.jp/dp/443428942X/
普段聞く、色の言葉は
「赤」とか「青」とか「黄色」から始まり
ミニマム、12色のクレヨン
次に24色のクレヨンのような
馴染みのある色から把握します。
この色彩図鑑の中では
「金糸雀色(かなりあいろ)」
「椋実色(むいくのみいろ)」というようなものがあります。
それぞれ、黄緑より緑に近く、
もう少し落ち着いた色とか、群青色より深色
と、言葉で表現するとそんな感じかと思うのですが
そういう、微妙な色合いの色にも、
色の名前があるわけです。
言葉は、そこに存在を誕生します。
名前がない時には、認知がしづらいけれど、
名前がつくことで、人々が呼ぶことができて、
そこにその存在がなくても、
人々は互いにその名前を呼ぶことで
その存在を認識する。
そう考えただけでも、
すでに人間は霊性の生き物だって感じます。
そこにないものを認識しあえるのです。
本などは、その塊です。
ただの紙で、その上にインクを使った
図形(文字)がたくさん並んでいる。
その図形(文字)のルールを知っているから、
人間はそこから意味を汲み取れる。
それぞれの専門分野の造詣を深めることで
数学でも、陶芸でも、料理でも、さらに世界が広まる。
素人が、数式をみても意味がわからなくても
数学者たちは、その数式の判別ができる。
でも、
これは数学者だけでなく
お母さんと喋りはじめの幼児が
(私などは、一体何を言ってるか全く分からなくても)ちゃんとコミュニケーションをしているのも同じかと思います。
言葉を扱うことで、人の世界は広がります。
SNSツールの普及で、どんどん言葉も省略され
簡素なコミュニケーションも進みます。
それはそれで、便利なものは使っておくとして
「新しい言葉」に出会うのは、人生の幅を広げます。
人生の幅を広げることは、
生きる勇気をもたらします。
生きる勇気があると、困難を乗り越えます。
困難を乗り越えると、感動が生まれます。
誰でも、その能力を持っている、
と多くの著者を見て思います。
最初「本を出してみたい」という
気持ちから始まり、
言葉、文章と格闘し
本を生み出していく。
本当に著者の行動に感動します。
城村と一緒に出版の道を歩きましょう。
(終)
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