「1週間で完成!内定獲得できる本」
菊池啓子
祥伝社
https://www.amazon.co.jp/dp/4396614071/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_sroxDbQY1REXG
この本で著者は、内定をとるために必要はスキルが2つだと言っている。
1 ストレスや悩みを自分の力で解決するコツをつかむこと
2 自分のことをしっかりと知ること
おやおや、面白い。
ストレスに負けない「就活コーピング」の本なのだ。
*コーピングとは、英語のCOPE=「困難に対処する」「難局を切り抜ける」
を語源に持つ、ストレス対処法(はじめにより)
この
「ストレスや悩みを自分の力で解決するコツをつかむこと」
に
私は、えらく共感する。
時折。投稿やメルマガでも発信をするが、
私は、ストレスが大っ嫌い人間だ。
もちろん、ストレスが好きな人なんていないとは思うが、
その嫌い度の高さでいうと、かなり自信がある。
どんなことかというと
ストレスにある状態に自分があることにじっとしていられない。
多くは、解決の方向に動き出したくなる。
事態が変わらなくても、解決に向かって作戦が立てられた
ということで、ほとんど、私の中では解決になっちゃうのだが、
何も手を打ててない状態に、状況を放置するのが苦手。
よく、女子がパートナーに相談事をした時に
女子は、ぐちを聞いて欲しいだけなのに
彼氏や夫は、すぐに解決策を出して嫌われる。
という話を聞くが、
私の場合は、100%逆。
なので、めちゃくちゃ、気分の浮き沈みが激しい。
ほとんど、感情に翻弄されて生きてるんじゃないかと思う。
で、
私の周りの人には、甚だ迷惑だろうけれど、
この抑揚で生きている。
時折、アンガーマネジメントか、中庸かということで
感情を抑えるのが正しい的な人がいるが、
これは。いただけない。
本人は、楽? なのかもしれないが
全く面白くない。
というか、本来、世の中なんて、
90%以上うまくいかないに決まってるわけだ。
だって、
本だって、必死に企画会議をやったって、2割しか成功しないし、
営業だって、100%契約するはずもないし
そもそも
動物だって狩りの練習をするから獲物が獲れるのだし、
お花も受粉の仕組みって、めちゃくちゃ高度、
楽に、生きてる動物はいない。
だから、ストレスがあるのは当たり前で、
もちろん、進んで、突撃しないにしても
なくしたり、避けたりはできないから
それを解決すると、成長するということなのだと思う。
って、いうことを
この就職活動の時期に伝えてるのもいい。
学生であることと、社会に出て働くことで、大きく責任が変わる。
本来だったら、就活マニュアルというより
「ストレスや悩みを自分の力で解決するコツをつかむこと」
という
この、大人マニュアルをしっかり習得してもらえたら
きっと、学生たちにもいいし
就職先の現場も助かるんだろうと思ったりする。
青学の学生たちにも
かなり大人な講師としては、
「社会」は当たり前に厳しいからねと言っているが、
働き方改革、ハラスメント、が
逆に、負荷の中で伸びようとする可能性が摘まれないといいなと思う。
(終)
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