「その息切れはCOPDです ―危ない「肺の隠れ慢性疾患」を治す!」
石本修
さくら舎
https://www.amazon.co.jp/dp/4865812865/
COPDって何? という人もいるかもしれません。C O P Dは慢性閉塞性肺疾患 のこと。
実は日本人男性の死因の8位に入っている
深刻な疾患。
タバコを吸う人は、あるいはその家族は
この言葉知っているかもしれません。
怖いのは自覚のないこと。隠れC O P Dの人は、
530万人以上いると考えられています。
著者の石本さんは、呼吸器専門のお医者さん、
医学博士です。
お話を聞いていると、肺ってとっても頑張ってる
ということが身に染みます。
息をしなければ、死んでしまいます。
心臓ももちろん頑張っているのですが、
肺というのは、外の空気を直接
取り入れるという、
なんというか、とても、ある種、戦ってくれている臓器であるとも感じます。
そして、そして、これが、本日のテーマともリンクするお話なのですが、
〜肺というのは、一度壊れたら2度と元に戻らない臓器であるということ〜
この話を聞くと、いやいや、なんと無防備に
生きてきたことかと思います。
今回、私はこの本の制作にも関わらせていただいたので、なおさら、響きます。
一度壊れてしまったら「取り返しがつかない」ということなのです。
「取り返しがつかないこと」ってすごく、衝撃的です。
私は、高校受験を自分のわがままで失敗したという経験があります。
人生初の「取り返しがつかない失敗感」です。
むしろ、若いからこそ、これは、とてつもなくとんでもない失敗をしてしまったのではない、
私の、安易で安直な考えゆえにと思ったことを覚えています。
その後、人生が進行していく中で、高校受験とは比にならない位、いっぱいいろんな失敗をしてきましたが、
「取り返しのつかない失敗感」はどんどん薄まってきて、ここからの「リカバリー力」が試されていると
むしろ、モチベーションについても、対策のアイデアについてもリカバリー力(復活力)が上がってきている気さえします。
これって、なかなかバランスが難しく
おそらく、どんなにメンタルが強い人でも
挫折ばかりだと、復活力が育つ前に、
負け癖がつきそうですが、
小さな失敗の時から、コツコツと
復活力をつけておくと、
大きな失敗の時にも、
負けない心がありそうです。
考えてみれば、生きているというのは、
実験しながらなのだと思います。
対人関係も、この人とは、どのくらいの距離感がいいのかどういう話をしたら、盛り上がるのかを考えたり、
初めての飲食のお店に入る時にも、美味しいかどうか、雰囲気がいいかどうかを考えたり、の実験です。
ホモ・サピエンスが生き残ってこれたのは
「好奇心があったから」という説があります。
なので、本来我々は「好奇心」を持った生き物。
でも、怖さが勝ると、せっかくの好奇心が
萎えてきます。
だから、小さな失敗はたくさんして
「復活力」を養うといい。
その「復活力」の訓練にいいのが、
本の企画を作ることです。
自分は、どういう人生を歩んできて
どんな力を培ったか。
本の企画書に必要なことが
「失敗経験」。
白をより白く描くために、対比の赤を置いたりするように、物事を語る時には、対比が重要です。
「失敗経験」と言う、対比の要素があるから
著者の「思い」や「動機」が描かれ、
共感をもたらします。
本の企画を作ることは、自分の中の
「復活力」を見つけること
育てることでもあリます。
城村と、出版を目指しましょう。
(終)
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