「詩人が読み解く自民党憲法案の大事なポイント」
谷内修三 著
ポエムピース 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4908827044
詩人が、現行憲法と自民党改正案との違いを、その「言葉」から丁寧に読み解き、底流に隠された「危ない」思想をあぶり出す。日本国憲法、自民党憲法改正案の全文も掲載。
*学校では教えてくれない
*マスコミも伝えない
*基本的人権がなくなる
*国家のために犠牲を強いる詩人が読み解いた憲法改正案
初めて読む人にもわかりやすい、やさしい憲法比較。
現行憲法との違いを、その「言葉」から丁寧に読み解き、
底流に隠された「危ない」思想をあぶり出す。
国民は国家の奉仕者となり権力者が好きなように振舞うようになる……。
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力により、
保持されなければならない。
国民は、これを濫用してはならず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない(改正草案より)
まえがきより
私は詩を書いたり、読んだりしている。憲法が変わっても、いまと同じように、好き勝手が書けるかどうか。第十九条が気になった。「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。」(現行憲法)が「思想及び良心の自由は、保障する。」(自民党改正草案)になっている。「保障する」というのは、どういうことだろう。「侵してはならない」と「保障する」はどう違うのか。
私は憲法学者でも法律家でもない。法律用語は知らない。私が日常つかっていることばを動かしながら、そこに書かれていることを読んだ。現行憲法と比較しながら、詩を読むときと同じように、「述語(動詞)」に注目し、日常と結びつけてみた。自分が理解している事実と結びつけてみた。
すると「現行憲法」からかけ離れた、とても危険なものが見えてきた。いままでの日常とは違うものが見えてきた。
「緊急事態」が起きたらどうするかも大事だが、日常の日々も大事。ふつうの暮らしの方が緊急事態よりも時間が長い。それが、じわじわと見えにくい形で変わっていくようで、とても不気味だ。そのことを書こうと思った。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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