大人たばこ養成講座

「大人たばこ養成講座」
美術出版社
https://www.amazon.co.jp/dp/4568502578/

 

今のコロナの時期だと、さらにタバコは肩身が狭くなっているかとは思います。

 

まあ、それは置いておくとして

タバコ人口もまだまだいますので

体に悪いと分かっていてもタバコを吸う。

 

人というのは、無駄なことをする生き物なのだと思います。

 

鳥が着飾って求愛活動をする話は、

比較的どなたでも思いつくことだと思いますが、

では、その着飾る行為は、本能活動の一部なのか。

 

人間の活動の中での、

山に登る、音楽を楽しむ、映画を鑑賞する、

お芝居を創る、美術館を創る、本を創る

などなど・・・・・・・。

 

文化を創る活動は、一見不要不急。

 

でも、そうやって制約した途端に

人間はどんどん向上が止まっていく。

 

例えば、

年齢を重ねたから、見た目はどうでもいい。

とかなると、どんどん老けて、老化が早まり寿命が縮まったりします。

 

一方、若々しくいよう。

男子でも女子でも、服に気を配ったり、

異性をちゃんと気にしたりすることで、健康年齢がグーンとあがったりします。

 

「大人たばこ養成講座」は、よくできています。

 

その、わざわざ吸わなくてもいいタバコを、

きちんとタバコ愛好者の気持ちを汲んで、

日常の様々なシーンでの「大人の振る舞い」を教えているのです。

 

例えば、年越しのお作法の中で

「途中、昔のマンガを見つけても没頭しないこと、半日を水の泡にしないこと」とか

「すべて終わった時点で、はじめて優雅に一服すること」

という教訓? 教え? があります。

 

このあたりが、この本の企画の妙であります。

 

ダイレクトに「タバコは吸った方がいい」

みたいなことは、ひとことも言わず、

全面タバコの話だけでなく

「大人としての振る舞いを教える体(てい)をし」

タバコ愛好者が

「タバコを吸うことが、生きて空気を吸い、ご飯を食べ、水を飲むことと同じくらい自然になっている」

 

ずるいというか、うまい。

 

本の企画とはこういうことという感じです。

 

なので、自分が作った企画が、正解か不正解か、はなく

とことん企画を考え抜く。

 

それが、著者の仕事だと思います。

 

なので、企画のヒントを身につけることは

著述家として生きることの基本。

 

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