「なぜ眠り姫は海で目覚めるのか?」
白鳥澄江
みらいパブリッシング
https://yomitoku.info/books/51
https://www.amazon.co.jp/dp/443426981X
という本があります。
この本によると
人は幼い時に「存在するな」ということを刷り込まれるのだそうです。
赤ちゃんは、生まれた時には、無料で、
お腹が空いた時に泣くしかない。
それで、必ず食料が手に入るかもわからない。
だから恐怖を体験する。
その記憶が、「存在するな」につながるようです。
確かに、ここで、楽天的に
「泣かないでも、お腹は満たされるだろう」
なんて赤ちゃんがいたら、生命の危機にもなりかねないから、
きっと、生命を生き残らせるためのプログラムは、
「危機を感じろ!」
「声を上げろ」
というプログラムが基本は正しいのだと思います。
また、私も時々、このメルマガにも書きますが、
ネガティブのエネルギーというのは、すごく必要だと思っていて、
それがなければ、私など、怠け者ですから、全く没落するばかりだと感じます。
なので、「リスクに敏感である」ということとか
人間の基本設計は「ネガティブである」というのは、
基礎能力が備わっているということで、素晴らしい能力なのだと思います。
しかし、未来を創造するためには、「リスク回避」だけしていたら、
当然のことながら、何もなせません。
極端なことを言うと、
外に出れば、交通事故も、建築現場での事故も、
ウイルスも、詐欺も、あらゆる危険はあるわけですし、
パソコンを開けば、ウイルス感染やら、ネット詐欺やら、ゲームやら、
危険は山盛りです。
そう考えてみれば、
私たちは、十分日頃、チャレンジをしていて、
危険を乗り越えてきて、勇敢に戦っていると言えると思います
ところが、初めてのことになると、途端に
「知らないから」「やったことないから」
と、臆病になるのも人の特徴かと思います。
まだ「知らないから」「やったことないから」
という、言語化されていれば、いい方で
多くの場合は、無意識に「行動しない」ということになっています。
でも、だからこそ、行動を起こすことが必要なのではないかと思います。
常に、新しい情報を取り入れ、小さなチャレンジを積み重ねる。
そんな、状態を作っておくことが必要ではないでしょうか?
私は、日頃、多くの著者と一緒に本を出版する旅をご一緒しています。
この本を出版するというのは、まさしく、そんなアクションだと思います。
本が出るから、新しい経験をするのではなく、
本の企画を作る過程が、新たな発見になります。
常に新鮮な刺激を自分に与え続ける。
それが未来に対応できる力をつけます。
そして、その時に重要なのが。リスク回避能力。
最終的に命を守ることができるのが、危機管理。
人がそもそも持っている、
誰しもが持っている、リスク回避能力を信じて
チャレンジをしましょう。
(終)
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