なくしたものとつながる生き方

「なくしたものとつながる生き方」
尾角光美
サンマーク出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4763133438/

 

この方自身の体験が、”はじめに”で

綴られています。

 

お父様の事業がうまく行かなくなり、

家を出てしまいます。

 

お母様は悩みに明け暮れ、

自殺をされてしまいます。

 

その後、お兄さんも深い悩みの中にありながら、

著者の光美さんを支えて生きていく。

 

ところが、この本が刊行される1年前、お母様の自殺から9年後に、自宅で倒れて、遺体となって発見される。

 

そんな状況からの著者の「自分の中に、力をとり戻す7つのあり方」を著してくれています。

 

7つは見る/祈る/忘れる/触れる/ゆるす/信じる/生きる、確かにそうだよなと共感します。

 

去年後半から今年にかけて、私の周りで

死との対面がいくつかありました。

 

その中で、友人のお子さんの

死がありました。

 

同世代の友人なので、子どもは

私の子どもとも同世代。

20歳前半です。

 

何より子どもを可愛がっていた人だったので、

ものすごい衝撃で、神様を恨みました。

 

一方、彼女に対して、どのような言葉をかけてあげるのがいいのか本当に考えました。

 

生半可な慰めなんて、

煩わしいだけです。

 

でも、誰かに話を聞いて欲しい時

だってあるでしょう。

 

周りにも他にも友人もいるでしょうけれど、

私との距離感や関係性だから、

話してスッキリすること

もあるかもしれません。

 

放っておくのも無責任だし、失礼。

 

逆に、大手を振って、大丈夫だよ、

私がいるよ、というのも違うでしょう。

 

どうしたら心が癒えるのか、

私に何ができるのか、

人生の中で、こんなに人のことを

考えるタイミングってあるんだと

びっくりするくらい考えました。

 

古代から、人は、多くの悲しみのシーン

に出会ってきました。

 

でも、前を向いて生きて行かれる理由の一つに

人からの癒し、があります。

 

人の支えは大きい。

 

改めて、人というのは、

人ととしか生きられない。

 

自然界の中には、孤高で生きる本能を

D N Aに刻まれて生きている動物もいます。

 

ユキヒョウなどは、ヒマラヤの過酷な環境に住むが故に、交尾のタイミングくらいしか、他者と出会わずずーっと一匹で生きます。

 

でも、人は、ひとりで生きることはほぼ難しく、

例えば、無人島にいたら、迎えを待つ

 

遭難してしまい、救助を待つ時も

家族を思い、帰ってからのことを

思って過ごします。

 

人は、人に認められること

人から感謝されること

人との関わりに喜びを持ち

一方、恨みも持ち。そして、

人に癒される生き物です。

 

本は、過去の人とも、国境を超えた人とも

共感でつながれるメディアです。

 

あなたが死んだ後も

本が語り継いでくれる。

 

私は、このブログを読んでくださっている方々と

こうやって繋がっているのに、

まだ、本を出版していただけていないとしたら

それは、私の力不足極まりない

と思ったりします。

 

本を書いてください。

 

出版をしてください。

 

1冊の本で、命を救った人、癒された人が

たくさんいます。

 

あなたの本で、多くの人が救われることを

信じてほしいと思います。

 

「どうやって一歩を踏み出したらいいの?」 という方は出版体験ツアーへ。

(終)

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