「モヤる言葉、ヤバイ人~自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」」
アルテイシア
大和書房
https://www.amazon.co.jp/dp/4479772324/
この本は
「女性にかけられた呪いを解く」ということに集中していますが
「自尊心を削る人から心を守る「言葉の護身術」
については、
全ての人が持っておいておくべき、おきたいものだと思います。
「言葉は対等」
あるいは
「平等」「同じ」
だと思っている人がいますが、
その状況で、また、その人と人との関係性や立場で、
あるいは、文脈で、全く意味を変えます。
立場が上、権力を持っている人の影響力
かつての経緯からくる「言葉」の意味。
それらの形容詞がくっついて
「言葉」は意味をなしています。
差別用語などを取り扱う時にも
単に、その「言葉」を言葉狩りのように禁止するのではなく
その背景や文脈を理解することの方が大事。
差別用語を使わないでも、十分差別意識の表現は
人を傷つけます。
一般の人がN Gワードを発しても問題ないが
著名人が発信した言葉が叩かれるのは
影響力があるからです。
そう、何人たりとも「人」を傷つける権利はないのです。
だから、「自分」も自分で傷つけるのはダメだし、
人を傷つけるのもN Gです。
でも、他者は何に傷つくのか
何がその人の権利の侵害なのかがわからないことも多い。
だから「配慮」や「想像力」が必要なのだと思います。
これから、社会は、どんどんはスピードが増して
どんどん情報交換の頻度が高くなります。
そんな時に、
「情報」に対する感度を上げておくことは大事。
発信力を高める際に「他者への配慮」は必須です。
自分の何気ない発言が、
他者を傷つけていることもあるかもしれません。
著述家が、成功していくのは
そういう「発信」「発言」の訓練も受けるからであると思います。
著述家の訓練だけでも、ビジネスは加速します。
プラス、著述家になることで
マーケットの導線の整理もできたら鉄板です。
(終)
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