「よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑」
大野萌子
サンマーク出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4763138014/
言い方次第で、全然相手の受け取り方が違いますよ。
という本。
今までもこの型の本は出ていますが、しっかり今の時代に合わせて、読みやすく打ち出してくれているのがヒットの要因でしょうか。
例えば、褒められた時。
余計な一言 「そんなことないですよ」
好かれる一言 「ありがとうございます」
なんていう事例が満載です。
時々、このブログにも書かせていただきますが、
私は、どうやって自分のわがままを通して生きるかということに、子どもの頃から関心があり、
研究してきたように思います。
まだまだ、未熟ですが私の研究の結果では、
「正直」よりも「周囲の人の気持ちよさ」
にアンテナを張っていたように思います。
どういうことか。
わがままを通すために子供の頃は、
いろいろ実験をします。
1 怒ってみる
2 駄々をこねる
は、当然子どもなのでやっていたと思いますが、
そのほか、
3 甘えてみる
4 黙ってやる
5 何か理由をつけて相手を説得する
なんて選択肢があるとしたら、
私は、極端に3が苦手。
結果、4と5を選択して
きたように思います。
なぜか、同じ交渉をするにしても、
「それは、しょうがない」
とか
「なるほど、それはいい選択だね」
と言われる選択をすることで
周りを巻き込む、というような
技なのかもしれません。
まだまだ、修行中の身ですが、
わがままな性格を続行中なために
周囲の人間の「納得してもらう」については
少し長けているようです。
「その言い方したら、もったいないよ」
というのをよく感じます。
例えば、いきなり「マスクしないなんて、どういうつもりなの!」
というより
「申し訳ないが、マスクをしていただけないでしょうか。その方が話に集中できます。
私の家には年寄りがいて、自分の健康に気をかけたいと思うので」と、お話することで、緩和されるような。
この本でいう「余計なひとこと」を
言ってしまうのは、
自分に余裕がないというか他者への配慮まで
気が配れていないことが要因。
他者への配慮ができる人になるには、
まず、自分の価値観とビジョンが
明確であるとスムーズです。
本を出版するということは。結果、
自分の価値観とビジョンを
大事にすることになります。
自分を大事にしないことで、結果、敵が増える。
自分を大事にすると、味方が増えます。
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(終)
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