「なぜ歯医者の治療は1回で終わらないのか? 聞くに聞けない歯医者のギモン40」
若林 健史
朝日新聞出版
https://www.amazon.co.jp/dp/402331790X/
歯医者さんに行ったことのないという人は
ものすごく少ないと思います。
私は、人生振り返って、
家の近所の内科と産婦人科と眼科にはお世話になりましたが、
大病をしたことがないので、
その他のお医者さんにはかかったことがありません。
ですが、歯医者はよくお世話になったし、
今も定期検診でいきます。
それでも、歯医者さんに「聞くに聞けない」は確かにあります。
本の企画を考える時に「身近」な感覚を入れます。
例えば以前ご紹介した
「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」
https://jdiscover.jp/bookreview/cat01/tabunnsoitu/
なども、大変今時の悩みで、多くの人が身近に感じます。
「生物と無生物のあいだ」
https://jdiscover.jp/bookreview/cat01/seibututomuseibutunoaida/
が売れるのも、
元々、良書でヒットしていましたが、
このコロナウイルス感染症の大騒ぎで、
「一体ウイルスって何なのよ!」
って感じで売れるわけです。
なので、
今も、ワーママで会社員の方と一緒に企画を作っていますが、全く商業出版に向かうことに不安はありません。
私の感覚では「えー!!! そうか、会社員の人はそういうことで悩むのか」という新鮮な驚きがたくさんあり、
「そんなの、無視しちゃえばいいじゃないですか!」って、私が気にもしないことをしっかり繊細にキャッチできるのは、強みです。
読者も「それが簡単でないから悩むんでしょ」って気持ちがわかる。
そういえば、私も若い会社員時代は、そういう気持ちが理解できたかも。と、思い起こせば理解はできますが、
現在進行形の方のリアルとは全く比べ物になりません。「そこが強み」です。
いうように、私、人の強みを見つけるオタクなのかもしれません。
本を出すにあたって、色々な方法があると思います。直接、出版社にアプローチする。私のような出版社との間にいる専門家に相談する。
自分の腑に落ちる相手を
見つけるのがベストです。
「城村典子が買い」な理由は
「企画にする強み発見オタク」
だからです。
企画を作っている著者の方の目の前に座ってお話する機会があったらずっと真剣に企画を作るために頭を働かせます。
(終)
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