はじめてでもスラスラわかる 3色ペンで読む決算書

「はじめてでもスラスラわかる 3色ペンで読む決算書」
吉田勧司
幻冬舎
https://www.amazon.co.jp/dp/4344026845/

 

決算書を3色で分けて理解します。

 

貸借対照表上(B S)のカテゴリー。

 

資産がA(青)  負債がB(赤) 純資産がC(緑)

なんて風に分けて解説をしてくれています。

 

青、赤、緑は、3色ペンの色。

 

馴染みも深いです。

 

今は、携帯電話があるので、待ち合わせは簡単になりましたが、

昔は、個人で電話はありませんから、

駅で待ち合わせの時には、

南口、北口など、出口を指定しないと大変。

 

とか

電車が遅れたら大変。

 

また、初めて会う時には、

帽子をかぶっています、とか

赤い鞄を持っています、など

シグナルがないと出会えませんでした。

 

つまり、まずは、ここにいるよを見つけないと始まらない。

 

でも、みな「事を言葉で伝える」「事を話して伝える」

などのシーンでは、結構迷走します。

 

私は編集者なので、

わかりやすく伝える事

面白く伝えることが仕事ですから

自分のことができているかはさておき

ズーーーっと、「伝わるか」を考えています。

 

と、考えた時に

決算書を分ける、さらに色分けする。

(その他にもわかりやすい図にするなどの工夫ももりもり)

は、もしかしたら、決算書の先生からすれば

「ちっともわかりません」ということかもしれませんが

わからない人間にとっては、とってもわかります。

 

何度も会ってる人は、見つけられますが、

初めて会う時には、わかりやすい「緑のシャツを着ています」

から、始まるのと一緒です。

 

そこから、

最初は「緑のシャツを着ている人」から

交流するうちに

「お母さんを大事にする人」とか

「社労士の仕事をしている人」

など、どんどん情報がわかって、深く理解できるということ。

 

ものごとの理解は、分類と一緒で、

リンゴを知らない人に対して

最初、食べ物だよ → 果物だよ → リンゴだよ

と、いう順番で把握するとわかりやすい。

ということですね。

(終)

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