「大前研一 デジタル・ディスラプション時代の生き残り方 (「BBT×プレジデント」エグゼクティブセミナー選書)」
大前研一
プレジデント社
https://www.amazon.co.jp/dp/4833422603/
『デジタル・ディスラプションは、情報格差で支配されてきた民衆が主導権を握る
「革命」なのである』
と、あります。
『デジタルによる破壊的変革』ともあります。
先日のメルマガでも「破壊的企業」の本をご紹介したように、
https://www.reservestock.jp/randing_pages/backnumber/MDMyNThlOWE3M?topic_id=1652877
時代は、本当に変わろうとしているのだと思います。
変わる時の歪みで、もう、壊さないと変われないよ、と
この成熟社会は言っているのでしょう。
この本は、大前研一さんを筆頭に
デジタル革命に関与するエリアの専門家3人が
一つの章を担当して書かれています。
2章 フィンテックのエリアでは、証券会社から弁護士資格も持つ金融のプロ
3章 Airレジとして、元リクルートにいて小売の決済システムのサービスを海外展開している方
4章 情報インフラの研究と実務を行ってるプロ。
ITインフラをガス、水道と同じにと提唱し、実際、農業の分野で実績をあげている方
2018年刊行ですが、一読者からすると
めちゃくちゃ興味深い話を、立体的な角度で表現していて面白い。
実は、この本、刊行当初に知人に進められて、
その時には、すぐみなさんに紹介の機会がなかったのですが
むしろ、今、この時こんなこと言っていたのかとびっくり。
でも、本のいいところは、
まさしくここだと思います。
新しい知見を「いつ発表していたか」が残る。
ということです。
話がちょっとそれますが、
一昨日、出版業界のセミナーで、
これからの業界動向の話を聞きました。
で、そこで感慨深かったことがありました。
私が、2018年ウエブ心セミナーの未来予測というセミナーで
(毎年、特にITエリアの人たちの中に私も混ざって 今後の業界動向を語るセミナー 樺沢紫苑氏主催)
これからは、出版業界も
「ブロックチェーンで権利の保護と活用が広まる」
という話をしたのが
昨日のセミナーでは、すでに実働し始めているというのを聞いて
おお、動き始めているのか! と感動しました。
人によったら
「城村さんよく予測しましたね」
と言ってくださる方もいるかもしれませんが
それは、大したことではありません。
時代の動向を見ていたら、
私のようなことを考えている人は、ごまんと当時もいたと思います。
ただ、重要なのは、公の場で発表しているかどうかです。
いくら、考えていたと言ったって、証拠はありません。
考えたことを発表しているかの意義は大きいです。
もちろん、ウエブ心理塾も民間のコミュニティですが、
樺沢紫苑さんというベストセラー作家が10年運営しているコミュニティで
400人近くの会員がいます。
そこで、発表しているということに意味があります。
お気づきでしょうけれど、
さらに、本であったら、もっと威力があるわけです。
自分の知見を発表しておくことは大事です。
そんなの自分だってわかってたよとか
そう思ってたよ
って、言っている人の話を聞いてどう思います?
いいんです。前からわかってたということは。
知見を、予測を、発信することが必要。
あたってるか、あたってないかはいいのです。
だって、
未来は、予測はできても、コントロールの範囲なんてほんのちょっとですから
でも、予測を発表することで、新しい刺激になり、
人は想像力の力を持てます。
自分の想像力にも自分が刺激されます。
だから、本は読んだ方がいいし、本は書いた方がいいのです。
人は、パンのみにて生きるにあらず。
希望で生きています。
本を書きましょう。本を出版しましょう。
城村がお導きします。
(終)
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