「コーチフル思考~「ワーク」を「ワクワク」に変える~」
村本麗子
みらいパブリッシング
https://www.amazon.co.jp/dp/4434271652
本をもっと知りたい方はこちらをどうぞ↓
https://yomitoku.info/books/48
コーチフルとは、この本の著者が造った造語で
「coach+full」。
Beautifulな人と表現すると
美に満ち溢れた人とイメーじできるように、
コーチフルな上司というと、
管理する上司から、部下の力を引き出す上司
というような表現になるのでしょうか。
勝手な想像ですが
管理的社会というのは、人の歴史の、ほんの最近の一部なのでは?
と思うことがあります。
幕末の侍に、フランスから近代的な軍事手法を教育された際に
日本人は、その一糸乱れぬ統率を求められたことに
ストレスを感じたと言います。
当時のフランス人は、日本人の文化の未発達に手を焼いたようですが、
それから、150年ほどたった今では、
むしろ、指導者に統率されて、一糸乱れぬ動きをすることの方に
違和感を感じたりします。
でも、人が、社会を作って、文化を発展させる過程には、
人が、機械的に動いて、文化を形成させる時期も必要だったのかもしれません。
でも、そんなことに一生懸命慣らされた人たちが
今度は、「自ら考えましょう」「個性を発揮しましょう」
ということを言われて、戸惑ってる
というのが、今の状態でしょうか?
本来、人は、
自分で考えて、自分で工夫して、
自分の力で未来を作ることが嬉しい。
そして、その姿に、共感する人と信頼関係を作って
主体的に協力をして、創造するというのが、楽しい生き物なのでは?
と思います。
でも、きっと社会が複雑になって、
人々も過密化してきて、
どんどん、多様な人が増えてきて
どうやって、意思疎通をしたらいいかと
戸惑っているのかもしれません。
でも、人は、いつまでも、苦労ばかりにはいないでしょう。
きっと。そんな中、工夫して創造して、いい社会を作っていくと思います。
こんな本が出てくるのもその証です。
(終)
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