自分を活かすコミュニケーション力―感性のコミュニケーションと説得のコミュニケーション

「自分を活かすコミュニケーション力―感性のコミュニケーションと説得のコミュニケーション」
荒木晶子/藤木美奈子
実教出版株式会社
https://www.amazon.co.jp/dp/4407322446/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_dg9tDbVQN04F7


この本で「なぜ日本人はコミュニケーションが苦手なのか」
という問題に正面から突っ込んでいる。

周りからのバッシングを恐れずに
私から、好き勝手を言わせていただければ
「コミュニケーションが苦手とか、なんとか言ってる場合じゃないんじゃないの??」
「勝手に話し下手、コミュニケーション下手とかの意識で
社会がギスギスしてるんじゃないの??」

って、結構腹が立ったりする。
これは、勝手な私の自己主張であることは承知です、、
電車に乗ったら、子どもがうるさいとか言うけど、
子どもは騒ぐもの。
誰だって、オムツを替えてもらってる。
髪だって切ってもらってるし
歯医者では、口を開けてるし
出産の時は、恥ずかしいことになってるし

みーんな一人では生きていけないんだから
お世話になり合えばいいじゃないか!

って思う。

基本、日本時は礼儀正しいんだから、
ちょっとくらい肩がぶつかったって
押されたって、いいじゃないかー!!!

もっとみんな寛容になろうよ! ってすごい思っちゃう。
とはいえ、
その背景には

この本にもあるし、自分でも実感だし
私の友人やら、周りを見ていても、

集団の意識・文化による影響が大きい。

よく、帰国子女が、日本に帰ってきて浮いて、生活しにくいという話を聞く

周りが、多様性を認めたリ、主張を受け入れられたり
という、寛容さ、臨機応変さがある環境であれば、相互作用で、調整されるのでしょうけれど

多勢に無勢では、一人で浮くだけになってしまう。

私はどうしてきたかというと
今思えば、ずーっと不自由を感じながら生きてきたものの
この社会にも慣れてきて
とった手段は
周りを変えるより
一人で、自由に生きる方法を模索してきた人生のような気がする。
(ほとんど、人生をこのことに費やしてきている)
この本を読んですごく共感するのが
「コミュニケーション力を高めるのは、パブリックスピーチ」であるという説。

コミュニケーションが上手になるには
公の場で話をする意識を持つことだt
というもの。

100人の前で話すとしたら
100人100様の捉えられ方をする可能性があるから
察し合いの文化に依存して話すのではなく
正確にわかりやすく伝えるということを意識するので
コミュニケーション能力が高まる
というのだ。
私は、伝達手段こそ違いますが
この「パブリックコミュニケーション」として、出版を進めている。

もう、本当に
地球全人類が、本を書くべきだと思ったりする。
私は、上記に書いた様な不満から、

〜〜不満から、だと評判が悪くなるので
出発点は、不満から始まったとしても
その気持ちを、それこそ公共性に置き換えれば〜〜

全ての人が、社会参画している自立した大人として、役割を認識していれば
社会はもっと居心地が良くなるのではないかと思っている。
みんな、他人の誰からも、自分の「好き」とか「価値観」を邪魔されたくないでよ!!
だから、みんな自分の「好き」を自由にやって
価値観の違う人のことをとやかくいうな。

問題や課題があるのは当たり前だから
それは、意見の違いも含めて、問題を解決する力が人類の力なんだから
発展させていこうよ!!!
酸いもあまいもあるに決まってんじゃん!!

と思う。
この本の中に

「言葉は心を解放する」とある。

世界は、地球は、もう、搾取で成り立たないことを
本当は権力者も気付きながら、手が打てないなら
市民から、解放と調和を作るしかないんじゃないかと思う。

(終)

 

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