松野恵介 著
すばる舎 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4799107798
1400社を超える会社の売上アップを実現したカリスマ・マーケッターが
アメリカの心理学者アブラハム・マズローの欲求5段階説を独自に超訳し、
モノよりコトを売る、コトマーケティングの神髄を伝えています。
しかし理論だけではなく、顧客をよく見て、熱意をもって接することも
マーケティングの大事な要素であり
「思いはマーケティングを超える」という言葉に触れ
「この人が欲しがっているもの(コト)はなんだろう?」と、アイディアを考え顧客の悩みを解決する。
それが必ず「売れる」ことにつながっていく、としています。
とはいえ、やはりきちんとした理論は必要であると述べ、
マズローの欲求5段階説をものさしにして解説を進めていきます。
セールス・売るためには、お客様の「欲しい」をしっかり把握すること。
ここを把握できているかいないかで、売り方に大きく差が出る。
そもそも、顧客自身「自分は何が欲しいのか」がわかっていないのではないか? という前提に立ち
顧客が何を求めているか=顧客心理をつかむために
第1段階である低次の欲求「生理的欲求」から段階ごとに顧客の欲求に合わせた売り方、ポイントを
顧客の心理に沿って解釈し、顧客の気持ちを汲み、考え、消費行動につながる道筋を展開していきます。
「マズローの欲求5段階説」
・第5段階 自己実現の欲求
・第4段階 承認の欲求
・第3段階 所属と愛の欲求
・第2段階 安全の欲求
・第1段階 生理的欲求
最終段階である5段階目では「人は最終的に〝自己実現の欲求〟に向かっている」とされますが
では、顧客の自己実現とは何か?
消費行動に置き換えれば「買って心が満たされた」という心理に似て
これは「モノよりコト」という言葉にも置き換えられると著者は語ります。
これが欲しかったんだ!と顧客自身が納得し満足するものがわかれば、
自ずと売り方もそれに沿ったものとなるでしょう。
そして「自分自身は、誰にどんなコトを提供したいのか」を問います。
この本は、このマズローの5段階欲求説を説いたものではなく
あくまで、この理論を応用して人の心理をつかみ、販売促進につなげていくツールとしています。
営業担当者、販売員、店舗オーナー、店長、様々な個人事業主に、一生役立つ必見の一冊です。
プロローグ・お客様のことを徹底的に知るために大切なこと
第一章 「生理的欲求」に合わせた売り方
第二章 「安全の欲求」に合わせた売り方は?
第三章 「所属と愛の欲求」に合わせた売り方・ポイントは?
第四章 「承認欲求」に合わせた売り方・ポイントは?
第五章 「自己実現の欲求」に合わせた売り方・ポイントは?
第六章 自己実現の”先”を目指そう
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