ザ・トランポノミクス 日本はアメリカ復活の波に乗れるか
安達誠司 著
朝日新聞出版 刊
世の中には「信じられない!」
と思うようなことがゴマンとあります。
でも、この「信じられない!」は
自分にとっての信じられないであり、
他者からみれば
「そう? それって普通でしょ」
ていうことも山ほどあります。
今となっては
ちょっと、確かに自分は楽観的すぎるじゃん
と思いますが、
私は
「まさか、イギリスがEU離脱するなんて」
「まさか、トランプ氏が大統領に当選するなんて」
って思ってた派です。
何百年と続いた、ヨーロッパの戦争の歴史を
終わらせたいとできたユーロの概念は
どこ行ってしまったの?
あんなに、女性蔑視、白人至上主義の人間が
アメリカの大統領ってなんなの?
アメリカの大統領ってなんなの?
でも、きっと、世界はきれいごとだけでは成功せず、
清濁のみあわせながら、進化していくものなのでしょう。
清濁のみあわせながら、進化していくものなのでしょう。
きれいごとばかりは伝わらない
人の弱さや、痛みや、本音があって
だから人なのだと思います。
しかし、
ネット社会になり、
ネット社会になり、
(誰でも発信ができるようになった
ことはよいのですが)
身内で話す、本音も
広く発信するパブリックな発言も混在し
同じようなボリュームで発信されてしまう中で
人類が混乱しているのでは?
と、感じたりしています。
放送室で、
マイクがオフになっていると思って話していたことが
オンになっていたことに
調子に乗って、どんどん話をしてします。
聞いてる側も、その発信の音量にごまかされてしますような・・・・
いままでも、問題だらけではあったと思いますが
これから、ますます、人間の力
人類の力が試されていくのかもしれません。
この本の著者は、気鋭のエコノミスト安達誠司氏
トランプ氏の当選前から動向を冷静に観察し
ヒステリックに、トランプ批判をするマスコミの論調とは
どこふく風
確かに、踊らされているより
冷静に眺める方が、正しい選択ができるでしょう。
自分自身の、選択眼を持ちたいものです。
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