「なぜ、元気な人ほど突然死するのか 1日、たった3分 強い血管をつくれば健康になる!」
杉岡充爾 著
KKベストセラーズ 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4584137056
症状はないけれども、健康でもない「潜病」は、血管をケアすれば抜け出せる!
救急医療のスペシャリストである血管の専門医が、突然死を回避するための生活習慣を紹介する。
血管が健康になれば、脳力、免疫力もアップ。
救急医療のスペシャリスト、血管の専門医が教える、突然死のリスクと回避習慣。
本書では、まず「未病」という、漢方医学でよく使われる概念の説明をしています。
「未病」とは、病気と診断されないけれども、慢性疲労は肩凝り、頭痛、便秘など、不快な症状がある状態のことです。
そして実は、健康と未病の間にも、「症状はないけれども、健康でもない」という盲目のステージが隠されていて、著者はそれを「潜病」と呼んでいます。
例えば、突然死の原因になる心臓の病気では、ある日突然心臓が悪くなって病気になるということはなく、何年も前から心臓は悲鳴を上げていた「潜病」という段階があった、ということです。
本書において著者は、
突然死の犯人は「血管の詰まり」であり、心筋梗塞が最も多い原因だと言います。
血管を詰まらせる潜病の黒幕は、「副腎疲労」と呼ばれる症状です。
ストレスが血管に与える影響については、米国では様々な研究が行なわれていて、洲ロレスによる血管のけいれんは、血管自体に障害が起きていなくても発生して、血管を詰まらせせてしまう、ということです。
通常、私たちの体は、ストレスを感じると副腎から抗ストレスホルモンが分泌され、ストレスをリセットするように働いています。
ところが、過度なストレスがかかると、副腎はそれに対抗するため、1日中大量の抗ストレスホルモンを分泌し、それでもストレスを処理し切れなくなって、副腎が疲労して、抗ストレスホルモンを分泌できなくなってしまいます。
これが「副腎疲労」の状態で、その間、ストレスを受け続ける血管は、緊張状態を強いられて弱っていき、ある時限界に達して血管がけいれんを起こして詰まってしまう、ということです。
本書では、こうした「潜病のリスク」をいかに取り除くか、という副腎強化法や、「潜病」にならないマインドづくり、「潜病」回避の切り札である「血管強化」、そして「潜病」にならない習慣づくりについて順に説明しています。
あなたも、本書を一読して、自らの生活習慣を振り返り、「潜病」のリスクについて考えるキッカケにしてみませんか。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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