「バリアバリュー 障害を価値に変える」
垣内俊哉 著
新潮社 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4103399910
著者は生まれつき骨が折れやすいという障害を持ち、
自らの足で歩けなくなりました。
この運命に落胆しながらも、
歩くための病院でのリハビリに打ち込みます。
くじけそうになったとき、
同じ病院の患者のおじさんから
「人生はバネ」だと教えられました。
今の蓄積が、後で役立つということなのでしょう。
人生はバネなんだよ。今、君はしんどい時期だろう。
顔を見たらわかる。
それはバネがギュッと縮んでいる時期だということだ。
いつかはわからない、すぐじゃないかもしれないけど、
そのバネはいつかバシッと伸びる。
それを信じて、今を乗り越えなさい。
しかし、努力が
報われるとは限りません。
いくらリハビリをしても、
歩けるようになることはありませんでした。
歩くために打ち込んできた著者は、
そのエネルギーを起業に向けることにしました。
大学に入学し、
「バリアフリーの地図を作る」
会社を起業。
バリアフリーのコンサル、
企業研修、資格ビジネスと事業は拡大していきました。
本のタイトルのバリアバリューとは、
障害の”バリア”を、価値の”バリュー”に
変えるということです。
イラッときたら、その怒りを
マイナスからプラスのエネルギーに変換することです。
すべてのことを
自分の人生のプラスにすることが大事だと思いました。
障害は人ではなく、環境にある――この小さな気づきが、
車イスに乗った青年に4000万人市場をもたらした。
偏差値33から一念発起、大学進学、起業時代の極貧生活を経て、
ユニバーサルデザインを牽引するベンチャー経営者へ。
その劇的な半生と、斬新なビジネスモデルを生んだ独自の「反転戦略」を明かす。
この本を読んでいただければ、解決の糸口がきっと見つかります。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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