カンタンだけど法的効力もばっちり! 90分で遺言書――9マスのまんだらで人生をすっきり整理する

「カンタンだけど法的効力もばっちり! 90分で遺言書――9マスのまんだらで人生をすっきり整理する」
ダイヤモンド社
塩原 匡浩
https://www.amazon.co.jp/dp/4478103844/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_p5mDDbJZFQ1Z2

ちょっと前にお墓を買ったらすごく安心した。

多分遺言もかけたら、安心するんだろうと
この本を読んで思った。
(まだ、実践してないけど)

そう、弁護士、ファイナンシャルプランナー
社労士、司法書士、行政書士など
このエリアの人の中でも
特にこの、相続、終活の専門家の人たちからすると

「遺言を書くのは当たり前です」

ということらしいのだが、

実際遺言を用意できていない人は
私に限らず、多いようだ。

日本人の意識として

「遺言なんて、縁起でもない」
なのか
「察しなさい」
ということなのか

遺言に対して、馴染みが薄い。
だが、
ちょっと前の昔
もう少し時代の流れがゆったりしていて、
家族のモデルも、それほど変わらない時代には
「遺言」の必要性も迫れなかったのかもしれないが、

今の時代こそ遺言の存在意義は大きいように感じる。
未来が見えずらい、
未来は自動的にやってくるのではなく
未来は市民一人一人が自分で創造する時代になっていると思う。
企業の終身雇用はガラガラ崩れ
SNSで、みんな言いたいことをいい
ナショナリズムは世界中で広がり、
児童虐待が起こり
不寛容性が高まっている。

人が人を信じられず
疑心暗鬼が進む今の時代、
一人一人がアイデンティティを持ち
自分の足で立つことを求められている

その時には、自分がどう生きるのか
どう、子ども(未来)に引き継ぐのか
子どもがいない人は
自分の親族に引き継ぐのか
を考えることで、人は自分の道を見出すのではないか。

人は、一人で生きてるような気になってるが
一人では生まれてこれないし
死んだ後の後始末は誰かがする。

誰かが作ってくれた布団で寝て
誰かが作ってくれた野菜を食べ
自分でない命をいただき、生きている。

もう、いやがおうでも人と繋がってる。

だったら、もっと繋がっちゃおうよ。
お世話になっちゃおうもっとお世話しちゃおう
もっと、人と繋がろう

遺言を書くというのは
人として生きてて、当たり前の責任
なのだと思った。
(終)
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