あやうく一生懸命生きるところだった

「あやうく一生懸命生きるところだった」
ハ・ワン(著)
岡崎暢子(翻訳)
ダイヤモンド社
https://www.amazon.co.jp/dp/447810865X/

 

この本が売れています。

 

また、私と一緒に出版を目指してくださってる著者さんたちの話の中にも、この本がよく話題に出ます。

 

なるほどなるほど。

 

このことを考えると、人というのは、基本的に「善良」で、「向上」する生き物なのだと。

改めて思ったりします。

 

頑張りすぎちゃう。

 

一生懸命になりすぎちゃう。

 

だから、こんな思いになるし、

だから、この本が、ヒットする。

 

何事も、余白がないとうまくいかない。

 

パンパンに頑張っちゃうと、

いざという時に、頑張れません。

 

火事場のバカ力を出し続けたら。。。

疲れちゃう。

ということなのでしょう。

 

でも、一方、どこかで、火事場の馬鹿力的なシーンを経験すると、

自分のスキルがドーンと上がったりします。

 

青学の学生が「出版社ってブラックなんですよねー」なんて聞いてきたりします。

 

うーん、

そういうことでいうと、

ブラックでない仕事なんてない。

のではと思いますが。

 

そういうことでいうと、

私のセミナーや、セッションは、超ブラックかもしれません。

 

結構、みなさん、もんどり打って悩むこともあれば、

すごく自信をなくす瞬間もあります。

 

うんうん、脳みそに汗をかきながら、

宿題をしてくることもあります。

 

でも、一方、

どんどんよくなる喜び。

発見する喜び。

涙が出るくらいに、嬉しい瞬間。

などがあり、本当に、出版の道をご一緒できるのは感動です。

 

とすると、

きっと、自分で主体的に一生懸命になるのか、

自分の意思でなく一生懸命になっちゃったか

ということなのかもしれません。

 

と考えますと、

主体的に一生懸命になる以外には、1ミリたりとも一生懸命になってはいけないような気もしてきます。

 

だって、筋肉だって、骨だって、頭脳だって

負荷がなければ成功しません。

 

いや、負荷をかけたいというより、

夢中になって、何かをしたけりゃ、

自然に負荷がかかります。

 

「頼むから、人のために一生懸命にならないで」とも言いたくなります。

 

それは。この文脈でなくても

私はいつも人に言いたい。

 

なぜならば、私が好きに生きたいから。

 

「すみません、私は、人に気を使うことができません」

 

好きに生きるしかできない性質です。

 

その代わり、私は、人に対して寛容です。

 

なぜなら、私もとやかく言われたくないから。

 

どうぞ、みなさんも、好きに生きてくださいませ。

(終)

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