ピッポときっぷ

「ピッポときっぷ」
まるやまなお
みらいパブリッシング
https://www.amazon.co.jp/dp/4434289691/

電車に乗りたくて乗りたくて仕方ないネズミのピッポ。

ピッポが乗りたいがゆえにとった作戦がユニークです。

本人が切符になってしまうということ。

いい例ですよね。

世の中に正解はありません。

正解は自分で決めるしかありません。

電車に乗りたい感覚は誰も止められません。

乗りたいのが正しいとも正しくないもありません。

でも、

「乗りたい」を基準にしたら

何をすべきかが明快になります。

乗りたいんだから、対策を考えるということです。

人というのは厄介で、

過敏すぎると辛いので、感覚をセーブします。

今日も、歯医者さんで

私が、手を握りしめてるので

「痛くないですよ」と言ってくれますが

「痛い感じがするだけで痛い」と思ってます。

だから、手を握りしめて、

そちらに集中させよう

っていう魂胆です

ある種、痛みを麻痺させようってことです。

そう、麻痺させようとすれば、

いくらかできるというのは

怖いことでもあります。

夢が叶わなかったら辛いから

夢を見ないようにしようなんて思ってしまうやつです。

でも、

夢を見たら叶うかもしれないなら

夢見た方がいいですよね。

「電車に乗りたい」があったから

ピッポは電車に乗れてます。

本を出版したい！

って思うから、出版ができるのです

(終)

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