「じぶん経済圏」
田口智隆
みらいパブリッシング
https://www.amazon.co.jp/dp/4434284622/
直接、ユーザーからお金をいただいて
食べているのは「じぶん経済圏」を
持っている。
直接、ユーザーからお金をいただいている
仕組みから発注されて食べているのは
「他人経済圏」。
稼いでいる額や、資産の規模とは関係なく
自分でコントロールできる経済圏を
持っているかどうかで
じぶん経済圏か、他人経済圏かが
分かれます。
例えば、独立して、フリーランス・個人事業主で生きている!
とはいえ、毎月、発注先からの仕事を
定期的に受けてやっているものは
他人経済圏に限りなく近い。
それが、自分でも営業をしていて、
新規の顧客を受注できる
仕組みがあれば
じぶん経済圏になっていきます。
大企業であっても、どんどん雇用の形態を変えています。
「これからの時代は、じぶん経済圏を小さく生んで育てよう」
という話です。
副業・起業に関わらず、自分自身が、
お金を生めるビジネスモデルに
なっていることが重要です。
また、もう一つ大事なのが、じぶん経済圏で
生み出したお金を種銭にして投資をする
という事業感覚を身につけるということ。
新たに生み出したお金を、消費に使うのではなく、投資に使おうという意識です。
会社員の方がじぶん経済圏を作って月3万円、「占い」で給与以外のプラスのお金を得られた。
それを、ただ贅沢にだけ使うのは
経済圏を回せません。
楽しみの旅行に行く。
美味しいものを食べる。
は、悪くありませんが、
旅行に行くなら、
そこから学んだことを
次のビジネスに繋げる。
自分が知りたいセミナーに行ったら、
その内容をビジネスに生かす。
という循環で、事業感覚をつける
ことが大事だとこの本では
教えてくれます。
田口さんとは、これで確か4冊目。
「企画を嫁がせる」お仕事を
ご一緒してます。
いつもさすがだなーと思うのは、
「バシーッとゆるがないところ」と
「全然、いい方向へ変えてもらっていいです」
というメリハリが、
めちゃくちゃはっきりしている
ということ。
その「バシーっとゆるがないところ」は
天才肌です。
こう言ってはなんですが。
田口さんは、普段お会いすると
とてもソフトで柔らかで、
気配りがあっての紳士です。
以前、学研さんとのコラボセミナーでも
お話いただきました。
お話前の打ち合わせ時のソフトな印象から
学研の方達がどんな講演をされるのだろうと
表情がやや、いぶかしげ。
ところが、講演に入ったら、迫力・熱量・面白さが一挙に炸裂。
普段と壇上との、いい意味のギャップに大興奮。というようなことがありましたが。
まさしく、本の企画についても、
私が見るに、天然・天才な人。
「じぶん経済圏」っていう言葉が降りてきてその言葉からのイマジネーションを膨らませ、
かつ、リアリティのある本になっています。
新人の著者が、すぐにそれを実行するのは
難しいとは思います。
でも、基本は一緒。
自分の信念、いい意味で譲れないポイントを持ち応援してもらう人に、好きになってもらえるよう、志を持つ。
それが著者の在り方であることは、
普遍的な基本です。
自分が言いたいことを固める。
それを、応援してくれる人を集める。
著者の企画です。
(終)
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