「【ビジュアル完全版】やってはいけない勉強法」
石井 貴士
きずな出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4866631279/
この本では
「親指を描きたいなら、親指を描こうとしてはいけません。
親指を描くなら、親指のまわりの空間を描きなさい」(ベティ・エドワーズ)
という有名な言葉があります。
勉強法も、同じことが言えます。
「いきなり正しい勉強法を知ろうとしてはいけません。
正しい勉強法を知りたいのであれば
〝やってはいけない勉強法〞をやらないようにしなさい」
とあります。
とっても納得です。
分かる。というのは、解る前の認知だと思いますが
「分かる」と書くように、
差異の認知、境界線の認知、
ということなのだと思います。
輪郭をたどることで、初めて形が分かるのです。
なので、勉強方法もやってはいけないことが分かると
やるべきことが分かる。
大変、クレバーな考え方。
実際、著者の石井さんは、とってもクレバーです。
私は、もともと泥臭いので
「がむしゃらに頑張る」は、大好きです。
でも、ずーっとがむしゃらに頑張るは、通用しません。
むしろ、ただ「がむしゃらに頑張れば、なんとかなる」
なんていうのは、全く甘い考え。
「がむしゃらに頑張ってみるから、いい方法が見つかる」
ということだと思います。
時には、かなりがむしゃらにやらないと見つからないこともあるし
あっという間に見つかることもある。
例えば、
お風呂の水を汲むのに、耳かきしかないから
最初、耳かきで必死にかき出している。
そうしたら、柄杓で汲むという方法を見つけるか、
チャンスが回ってくるかする。
そうしたら、今度は、バケツでくむことをみつけるか、
できるようになる。
その中には
「耳かきなんてやってらんない!」って
人脈をたどったから、柄杓になったとか、
人がそれ見て助けてくれるとか
どうしてもやりたいことなら
耳かきしかないから、動かないではなくて
耳かきでも動くから、発展する。
そういうことなのだと思います。
がむしゃらにやれる習慣は
ステージが上がっても頑張ることで
レバレッジが効きます。
耳かき時代に、耳かきパワーが1で
がむしゃらパワーが100だと100の効果
これが
柄杓が50パワーだったら
100頑張ったら、5000の効果です。
この本の中では、こんなことも伝えています
やってはいけない! ✕ 独学でがんばる
これで天才に! ◯ 先生をつける
全く、同感。
専門家の知見は、そのコンサル料金を考えたら
ほとんどの場合、ものすごくリーズナブル。
例えば、1時間2万円で、単発コンサルというメニューを見たりしますが、
その知恵を自分が習得しようと思ったら2万円ではできません。
ましてや、適切な回答も得られます。
もちろん、ただ1時間利用する側も、
ぼーっとしてたら、成果は出ません。
専門家から、聞き出す能力も自分の訓練になります。
(終)
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