経済は感情で動く : はじめての行動経済学

「経済は感情で動く : はじめての行動経済学」
マッテオ・モッテルリーニ (著),泉典子(訳)
紀伊國屋書店
https://www.amazon.co.jp/dp/4314010479/

 

例えば

コインの裏表を当てる賭け。

 

コインを投げる前に「賭けをするか」と言うと、乗る人が多く

コインを投げた後に「賭けをするか」と言うと、乗る人が少ない。

 

とか

1,000円のランチと800円のランチメニューの時には

圧倒的に800円が売れていたお店で

1,500円を加えて、他の要素を全て同じメニューを作ったら

1,000円が圧倒的に売れたという話。

 

など、

行動経済学のお話は面白い。

 

経済は感情で動いているのだという話なのですが、

これは自分の体感としても、すごく納得します。

 

自分は、100%感情で生きていると思います。

 

快を求めて、不快を撲滅して生きてるとつくづく思います。

 

もちろん、若い時には、結構苦労しました。

 

でも、苦労を重ねると、いくらばかでも、

なんとか工夫しようということになるので

最近では、結構な自分の感情の達人になってきたと思います。

 

「はは〜ん、また、これで怒ってるよ」とか

むかつく!!! き〜〜〜!ってなったら

なんで、むかついてるのか探ってみるとか

探ってみたら、なんだこんなことだとわかって

わかったらそれが、またしゃくにさわるので、また別の新しいプランを考えるとか。

 

私はそんな風に生きていますが、

多くの著者の方を見ていても

感情が豊かな人は、仕事がしやすいし、企画も立てやすい

 

感情を持ってる人は行動もするし意志も持つので、

エピソードがたくさんあるし、語りが面白いのです。

 

逆に、感情に振り回されている人は

感想を持ちにくいし、自分の意思決定も曖昧で、成果が出にくいと感じます。

 

感情に振り回されないで、感情を使いこなすようになるには

いったんは、振り回されなければならないと思います。

 

とことん自分と付き合って、対策が見えてくる。

 

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(終)

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