銀行という病 第2会社方式で事業と人生を再生する

「銀行という病 第2会社方式で事業と人生を再生する」
長谷川博郁
みらいパブリッシング
https://www.amazon.co.jp/dp/4434272055/

 

まあ、一般的に人というのは善良なものなのかもしれません。

 

人に迷惑をかけたくないし、

借りたものは当然返さなくてはいけないし、

悪いことをしたら謝るし・・・・。

 

でも、例えば、

街を歩いていて、子どもが誰かに連れて行かれそうになったら、

人を突き飛ばしてでも、その人間を阻止するでしょうし、

恥も外聞もなく、騒ぐかもしれません。

 

風邪をひいていたら、寒い夜道なんてあるかないでしょうけれど

家が、火事になったら、当然夜中でも寒くても外に飛び出さなくてはいけません。

風邪が多少悪化することなど、火事で焼け死んだら、風邪も治せません。

 

この本は、会社の危機に際して、当人も、銀行も、周りの関係者も

全ての人が、結果的に傷が少ない、事業再生のやり方を

体験者であり、コンサルタントをしている著者が書いています。

 

半沢直樹の本でもドラマでも、人のいい多くの経営者が

罠を仕掛ける人たちに、どんどん仕掛けられて、消えていきます。

 

防御の強さも、企業の義務ではありますが、

本当に、いい人ほど、消えていってしまう。

 

もう少し、そういう会社も、

オープンに守れる世の中にならないと、

チャレンジする人が減ってしまって、

ずるい人だけが生き残るようになってしまうような。

 

頑張れ、中小企業の社長たち! 応援したくなります。

(終)

★本を題材にしたエッセイを書きます★

会員制文章執筆サロン ふみサロ 会員募集中
登録された方にもれなく、エッセイミニ講座動画をプレゼント
https://jdiscover.jp/bookreview/cat03/fumisaro/

★日常を豊かにするための本と出会うメールマガジン★
発行しています
「それでも、日々は輝いて。~本と一緒に歩こう~」
ぜひ、ご登録ください
いますぐ登録!

応援よろしくお願いします!

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です