ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す

「ビジネスの未来 エコノミーにヒューマニティを取り戻す」
山口 周
プレジデント社
https://www.amazon.co.jp/dp/4833423936/

 

『新しい時代を創るために資本主義をハックしよう』

という帯文ですが、この帯の文章が、

まさしくこの本の言わんとすることを表現していると思います。

 

書評などを見ると

ディテールの部分で、「これは極論なんじゃないか」とか

「そうはならないんじゃないか」という話題が出ています。

 

確かに、一つ一つの事例は専門性も高く、

未来への仮説なので、必ずしもそうではないという異論があるのは

むしろ自然なことです。

 

なので、この本を捉える時に重要なのは、

「今まで、自分たちが信じ込んで疑わなかった事は、

実は、限界に来てるかもしれないよ。」

という事なのだと思います。

 

資本主義が正しくなかったわけではなく、

状況によって、正しさは変わるということ。

 

私は、そういう、

今までのものの見方を「疑う」ということだけでも

この本には十分な価値があると思います。

 

そんな

『そういう今までのものの見方を「疑う」ということだけでもこの本には十分な価値があると思います。』

ということだけに、1,700円払って、

時間をかけて読んで、意味あるの?

って思いますか?

 

それが、自分のものの見方を疑う、って簡単なことではないですよね?

 

だって、自分が信じてるんだから。

 

私は、性別女子ですが、

比較的、女子を使って生きていないタイプですが、

それでも、世の中の女性蔑視については、

普通に、ノーマル、当たり前に感じます。

 

最近特に思うのは、

これは絶対に男性にはわからないだろうということ。

 

男子からすれば、生まれた時からそうなってるから

それに対して、どうして違うかわからない。

 

映画の「ジャンゴ」などを観ても

また古い映画の中で

当たり前に、人種差別があった時代も描写されることがあります。

 

当時の人は、悪気があるわけでなく

それが当たり前。

 

太陽が東から登って、西に沈むように。

 

人間は思い込みの塊で

それは、悪いことではなく、

それがあるから日常が安定するわけですが、

だからこそ、人は、自分の「思い込み」を外すのがやたら大変です。

 

だから、その当たり前と思ってるのは、当たり前ではない。

 

宇宙の中で、人が知ってることなんて何億分の1にも満たない

ってことを知るには、1冊の本でも足りないくらいです。

 

でも、というか、だから、

今、売れてる本は、この本のようなタイプ

 

「現状を疑え」

「俯瞰的にものを見ろ」

「推論力を高めろ」

のようなメッセージを発しています。

 

未来を悲観するのか、楽しめるのか

それは、自分次第。

 

出版企画脳を刺激することで、

あなたの未来は明るくなります。

 

城村と直接話をして、刺激を受け取ってください。

(終)

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