「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
坪田信貴
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
https://www.amazon.co.jp/dp/4048919830/
この本
みなさんご存知の方が多いと思います。
この本は
あなたの軌跡をどんどん面白い企画にする方法が潜んでいます。
今でこそ、長いタイトルは「ブーム」と言われています。
「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本
https://www.amazon.co.jp/dp/4760150072/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_PI6YEbJN52CP1
なんて、本も朝日新聞で紹介されるほど。
私は、出版社にいる頃、長いタイトルは、叱られました。
文章は、削ぎ落とすもの。長い言葉で表現しなければ伝わらないというのは、嫌われていました。
プラス、広報の人は、タイトルが長いと、新聞広告など、入るスペースが限られちゃう。
そんなことが常識の時代がありました。
このビリギャルがでた2012年は、ちょっと珍しかったかもしれません。
でも、私は、その頃から、このタイトルいいなって思っていました。
というか、ビジネス書は、
小説などの、エンターテインメントよりではなく
実用よりに企画を考えます。
3つのhow
どういうターゲットの
どういう悩みに対して
どうやって答えるか
重要です。
でも、それを短い言葉で集約するのは、難しい。
どうしても、集約すれば、抽象度が高くなるので、
オリジナリティや、ターゲットの絞り込みから離れます。
なので私は、ビリギャル風タイトルは推奨してます。
▼どんな風に考えるか?
まんま言葉にしたらいいと思います。
例えば、
私のお友達で、パチプロから司法書士になり、事務所の所長をしている人がいます。
彼が、相続に強い司法書士だったら、
※これは、あくまでも仮のタイトルですが
元パチプロで親から勘当された司法書士が、「生前贈与」で自分の親はじめ、多くの相続問題を解決して5億の資産を築いた相続の話。
(内容は100%フィクションです)
とか
超現実主義の興行自業社長が、バイクに乗ったら神からのお告げを聞いて、神社ライダーになって御加護をもらう方法を教えちゃいます。
など
面白さを文章にしてしまうというのがあります。
▼どんな手順で考えるか?
企画の中で「絶対に外せない要素」と、これはこの話に「オリジナリティを出させる言葉」だというものを抽出します。
元パチプロで親から勘当された司法書士が、「生前贈与」で自分の親はじめ、多くの相続問題を解決して5億の資産を築いた相続の話。
というのは、
「相続の話」がこの本の結論なので、まず、これは外せません。
この「相続の話」に、どのくらいすごい人かというのをくっつけたのが「5億の資産」
この人のどのような手法がヒット(顧客に)したかというと「生前贈与」
で、面白さ、オリジナリティ、すごさを演出するのに「元パチプロ」、しかも、「親から勘当」
本の王道ですが、「ギャップ」は、「面白そう!」の最大の武器です。
この著者は、親から勘当されたのに、親子間の問題解決に貢献している。
また、
元パチプロで司法書士かというのも勇気を与える。
そんなしつらえのタイトルということなのです。
みなさんも、自分のやってきたことを「タイトル」にしてみると企画が思いつくかもしれません。
(終)
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