「交通誘導員ヨレヨレ日記―当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます」
柏耕一
フォレスト出版
https://www.amazon.co.jp/dp/4866809043/
私の周りにも、出版社で勤めていた人。
今までフリーで仕事をしていた人で、交通誘導員をいているという人は、複数いる。
この著者も、出版編集・ライターをされていたという。
やはりプロ。
その才能を、きちんと結実して本にしてくださったことが素晴らしい。
これは、企画もいいが、
圧倒的に作品の力。文章がいい。
おそらく、本を刊行した時には、
編集者も本人のここまで売れるとは思ってなかったのではないかと
勝手に思う。
この著者の奥さんがいうように
〜だれが読むんだろう〜
なんて、この本を出した、出版社の同僚は思っていたかもしれない。
また、私も、この本が、売れてる本として、目につく前に誰かに紹介されていたら、
こんな創り方でいいのか?
と思ってしまったかもしれない。
しかし、勝てば官軍。
装丁、タイトル、狙い、
「さすが、読者の心を掴んでる!」
と勉強させられる。
だからこそ、本は出すべきなんだと、自分の勇気にもなるし
だからこそ、本は面白い
カバーの袖・折り返しの著者の紹介文に
「〜本書のベストセラー化により、警備員卒業の日を夢見ている。」とある。
夢は宣言すべきだと、さらに勇気をもらう一文だ。
(終)
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