大童 法慧 著
雄山閣 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4906732704
マインドフルネスに疲れた人、禅の“もの”の見方を知りたい人,暮らしに坐禅を取り入れたい人へ
―あなたが生きやすくなる手立ては「今・ここ」にある!
目次
第1章 「そのままの私」と暮らす―道元禅師に学ぶ七話(門;主人公;而今 ほか)
第2章 「そのままの私」がはじめる工夫―禅のある暮らし(坐禅;一息の禅;椅子を用いた禅 ほか)
第3章 「そのままの私」を生き抜く―生老病死とともに(生の風光一 関係性;生の風光二 命への信頼;老の風光一
曹洞宗の僧侶である著者。
この書は、「坐禅とは」をシンプルに伝え、坐禅の仕方を単に図解しているだけでなく
著者の禅の修行により培った多くの知識や経験がエッセイのように語られています。
その中に、お釈迦様と弟子の問答や、道元禅師の教えなど、
多くの先達の賢人たちの言葉がわかりやすく著されており
それらを読むだけでも、釈迦の教えがどんなものだったかが垣間見えて
現代にも変わらず通底する哲学の一端を感じることができます。
日々に疲れた現代人が、何かを準備することなく、何も背伸びをすることなく
そのままの自分で、ただ座り、静かに目を瞑る坐禅
今・ここを感じて自分自身をみつめ、
抱えている問題から自然に解放されていく流れが真摯に伝わってきて
「坐禅、やってみよう」という気持ちが自然と湧いてきます。
禅や仏教の中の言葉は自身の経験と重なり、胸にズシンと来るものがある
心に残る1冊です。
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