「どうすれば、売れるのか? 世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方」
木暮太一 著
ダイヤモンド社 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4478102198
かつてはマーケティングの理論としては、
従来型のマス広告を前提にした「AIDMA理論」が大きな意味を持っていました。
A:Attention(注意)まず、その商品・サービスに注意を向ける(その商品を知る)
I:Interest(関心)興味を持つ
D:Desire(欲求)「ほしい!」という欲求が出てくる
M:Memory(記憶)記憶に焼き付ける(覚えておく)
A:Action(購買)店頭に足を運び、買う
しかしネット時代になると「AISAS理論」が注目されるようになります。
A:Attention(注意)まず、その商品・サービスに注意を向ける(その商品を知る)
I:Interest(関心)興味を持つ
S:Search(検索)ネットで検索して情報を集める
A:Action(購買)店頭に足を運び、買う
S:Share(シェア)SNSなどで、シェアする
つまり、
「消費者がこのように行動するので、これに合わせて商品を訴求すれば売れる!」
と考えられていたということ。
しかし、ここには抜け落ちている要素があり、だからこそ一生懸命がんばっても
「なぜか売れない」ということになるのだと著者はいいます。
その要素とは「商品」、そしてその商品が持つ「コンテンツ」。
「コンテンツ」とは、あくまで「中身」のことです。
全ての商品には「中身」があります。
どんな商品でも「中身」を持っていて、消費者がその商品を買うのは、その「中身」、
つまり「その商品が持つコンテンツ」がほしいからです。
そのため、商品・サービスが売れるか売れないかは、その商品・サービスが持っているコンテンツが魅力的か、そしてその魅力が消費者にどう伝わるかで決まっているわけです。
「売れる」と「売れない」の違いとは?
人を惹きつける4つの法則
その4つとは「ベネフィット」「資格」「目新しさ」「納得感」です。
この本では「人を惹きつけるもの」の正体を解き明かし、
その4つの法則から、誰もがセンスに頼らず、
繰り返し売れる物を作り出せる設計方法をわかりやすく解説していきます。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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