「返答詩集 余韻」
大野弘紀 著
ポエムピース 刊
https://www.amazon.co.jp/dp/4990760433
返答詩。ある誰かが一人のために書かれ届ける詩。
その「誰か」はあなたかもしれない。
詩人のやさしい魂に触れる。
いつだって孤独は私にとって詩の風景だった。
鋭い痛みであるほどに、言葉もまた深く突き刺さるように届くことがある。
ならばただ詩を描くだけではなく、
痛みを抱え、
苦しむ誰かだから、
届けられる言葉があるかもしれないと、こうして返答詩は始まった。
詩人とは何か
詩人の役割とは何か
どのような存在意義を自分に課すか
それらの答えが ここに記されていると思う
もしも私がこれを書いていなくて、
この詩集を手に取ったら、
きっと目指すべきしるべにしていたと思う。
こんな詩人でいたいと。思ったと思う。
この詩集が出せてよかったと心から思う。
この本に触れる度に、読み手に感謝をせずにはいられない。
*この記事は、ネット上の書評を引用して構成しています
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