書籍編集者 城村典子のブログ

編集者の力は、北風でなはなく太陽で引き出そう

「編集者に完成度の高いものを渡すと
何倍にもよいものにしてくれる」
という話を私はよくするのですが、
この本を読んで、再実感しました。
戦略思考を磨くゲーム理論トレーニング/逢沢 明

¥1,620
Amazon.co.jp
が発売されました。
この本は、2003年に出版され、大ヒットした
同著者、同版元の本を、今に合わせて、読みやすく再編集したものです。
もともと、真理(影響力のある理論とでもいいますか)は、
背景に、膨大なエビデンスや、論旨構造があります。
例えば
ピケティの理論。
膨大な調査と背景をもとにしたから、爆発的な影響力をもって
ヒットしました。
「資本主義は、富める人がより富むようになる仕組みですよ」
一言でいうとそういう話も、最初の本はとても厚い本ですよね。
ゲーム理論も
正確に説明すると、どんどん難しくなるわけです。
読者のとりまく環境は、情報に溢れています。
毎日たくさん本が刊行され(年間8万点以上)
ネットやスマホで情報があふれている中
いかに、本を手に取ってもらえるか
買ってもらえるか
常日頃、編集者は繰り返し考えています。
この本は
すごく興味のある人以外にはとっつきにくかったゲーム理論を
易しい言葉で伝えるとどうなるのか
読者の興味をそそり、理解しやすくするには?
を実現しています。
それは、2003年の本と比べるとよくわかります。
同じコンテンツからこんなにつくり方が変わる
編集者の力によって変わるのです。
2003年時の本が悪かったわけではありません。
その時代の読者はこの本で正解だった。
事実ヒットしています。
でも、今の時代に置き換えてコンテンツを編集すると
どうなるか
のひとつの回答だと思います。
実際、担当された編集者の方も
もともとのコンテンツが優れていて
ヒットした本のリニューアルだったので
ものすごく、緊張したし、がんばった
と語っていました。
著者がプロの仕事をすれば
編集者もよりプロの才能を発揮する
ということなのだと思います。
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編集者、出版社の付き合い方をお伝えしています。
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