書籍編集者 城村典子のブログ

企画のヒント  書きたいことと自分の強み

ある出版企画のグループコンサルの受講生の中に
「歯の詰め物はとても体に悪い」
といった内容の本を書きたいと
熱く語る方がいました。
その方は、ご自身が、歯の治療をしてもらった際
歯に詰めた物質が体に合わず、アレルギー反応を起こし
大変な目にあって、ようやく治療でき
今は、普通の生活にもどれたとのこと。
みんな簡単に歯の治療をするがこれは危険なこと。
もっと、ひろめなくては!
と、とても使命感を感じて熱く語っていました。
しかし、その人は、税理士さん。
本業も大変順調で、
(私から見ると涼しい顔して)
事業は拡大していこうと思う、
というようなことを言っています。
歯の治療の件は、全く素人。
ご自身の経験は、ご本人にとっては
人生の中でもインパクトの大きな事件だったようですが
でも、一般論で言えば
出版社が「歯の詰め物は体に悪い」という本を書いてもらおうと思ったら
当然、その筋の専門家に執筆依頼します。
本人の情熱は大切ですが、その土俵の勝負に挑んでよいものか?
私がアドバイスをしたのは
「人気税理士が語る、歯磨きの経済効果は1000万円」
という方向性。
その税理士さんが、きちんと歯磨きをしていたら
病気の期間のロスと治療代はどのくらいだったか?
1000万円は勝手に言った数字ですが
そんなインパクトのある数字が算出できたら
ちょっと、おもしろいと思える企画になるかもしれません。

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