書籍編集者 城村典子のブログ

企画通過への道、城村がすすめる3つの方法

前回「企画書を送ってください!」
と書きましたら
「いくらかかりますか?」
「どういうフローになりますか?」
という質問をいただきました。
シンプルにお伝えすると
企画を見させていただくのに
お金はいただいていません。
そのご説明をしますと・・・。
私は、フリーの編集者です。
ひとつの出版社に専属していないという意味です。
出版社の編集者は、予算をこなさなければいけないので
いつも、企画を考えなければいけない。
私も、出版社に勤務しているときはそうでした。
現在は、
そのノルマが
(出版社から強く課せられているわけではありませんが)
複数の出版社になっている
といったら、わかりやすいでしょうか。
なので、
本を出したい方から、ご依頼いただき(お金をいただき)
出版社に持ち込む仕事をしているのではなく、
この出版社には、この企画がいいなと思う案件を
版元に提案し、編集の仕事をしています。
出版社に勤務している頃から
いつも企画は欲しいなと思っていましたし、
今も企画は欲しいわけです。
私以外の編集者もみな、そうです。
一方、著者になりたいという人も結構いらっしゃる感じがします。
でも
ここのマッチングは、簡単にはうまくいきません。
企画募集をうたっている出版社もありますが、
編集者の意図をしっかり汲んでくれた企画書が
そんなに容易く集まるわけではありません
 (集まったらいいですが・・・)
応募するほとんどの方が、ご本人の分野ではプロの先生ですが、
著者のプロという人は少ないわけですから当然といえば当然です。
余談になりますが、
「私が著者になる授業」という講座をやらせてもらっているのは
著者も著者のプロになってくださったら、
編集者は、こんなに楽なことはないと思ってのことなのです。
話を元に戻しますが、
出版社の企画をつくるために企画書見せていただけませんか?
というのが、私の呼びかけの目的なのです。
結構図々しいですよね。
でも、ちゃんと見せてくださった方には
アドバイスをしていますし
実際、アドバイスをよく聞いてくださって
出版社に持ち込めるレベルの企画書を仕上げている人もいます。
さて、本題ですが
「出版社に企画を採用してもらうにはどうしたらいいか?」
という質問いただいたら
3つの方法をお伝えしています。
1、城村に相談する
2、エージェントさんに頼む
3、自分で編集者の人脈をつくる
次回は、この3つの方法のそれぞれの特徴
メリットと、デメリットをお伝えしたいと思います

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