ベンチャー企業と大手企業が創造するオープンイノベーション

「オープンイノベーションの最強手法 コーポレートアクセラレーター」

村上 恭一 監修
鈴木規文 著
中央経済社 刊

https://amzn.asia/c5dD3Ce

この本はCAPの教科書です。
CAPとは、「コーポレートアクセラレーター」。

CAPは大企業とベンチャー企業によるオープンイノベーションを
起こすための手法です。

大企業だけでは新規事業を立ち上げ促進することが難しい
ベンチャー企業は、アイデアがあっても
資本を始めとした資産が少ない。

でも、そこは、うまくこの
大きなタンカーと、小舟を組み合わせしないと
ただ、タンカーに乗っかるだけあるいは、

タンカーが起こす波にひっくり返されるだけ
になってしまいます。
私は、この本の著者である
鈴木さんが創業し、代表取締役を務める
ゼロワンブースターが主催する
学研アクセラレーターに応募したことをきっかけに

「コーポレートアクセラレーター」
なる存在を知ります。

ゼロワンブースターは
「コーポレートアクセラレーター」を企業に対して
コンサルティングを行うことはもちろん

起業家に対しても
シェアオフィスや
起業家を育成するプログラムや
出資なども行っているわけですが、

この、起業家を育てるのは、大変なことだと
つくづく思います。

というのは、私自身が
自分の成長が遅くて、あきれ返るばかりで

まあ、私が鈍いということはあるわけですが、
鈍いなりにも、成長していて

その1年前の自分も、幼くてまったく笑ってしまうほど。
起業当初は、毎日を生きるのがやっとで

今も、夢を追いながら
実験を繰り返しながら
時間を作りながら、
悔しい思いもたくさんしながら
崖っぷちも駆け抜けながら、
ほんの少し成長して、

学研さんにも気長に付き合っていただいて
今がある。

そいう渦中にいる自分からすると
こういう概念で
「コーポレートアクセラレーター」は
進んでいたのでいたのか。
と改めて、なるほどと納得です。

企業の方が「コーポレートアクセラレーター」を
進める時には
丁寧に、概論から、考え方
メリットや、手順なのが、書かれているので

まずは、この一冊はとても貴重で重要な本です。
という貴重な一冊であることを大前提として

この本読んで
だからこそ
我々、ベンチャーは、鈍いなんて言ってる場合ではなく
すべての感覚を研ぎ澄ませて
自分が持っている、
未来の概念を作る事業の可能性を探求し
邁進する必要があると感じます。

我々起業家は
今までにない、概念を創ることが仕事
「ありえない」と言われようと
「無理だ」と言われようと
「理想だ」と言われようと
愚直にチャレンジをし続けるから
はじめて、カタチが出来てくるのでしょう。

愚直に続けるだけでは何も起こらず
タイミングや、人との出会い
スタッフ、支援者、顧客
時代、資金、仕入れ先、競合・・・
いろいろな要素によって、

むしろ
あっという間に、社会から抹殺されるし
あるいは、運に恵まれ成長させられる。

この本を読んで、改めて
自分に求められていることを意識し
未来を創る使命があることを強く実感しました。

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